2025年F1中国GPスプリント:グリッドとスタートタイヤ戦略、各車の温存セット

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2025年F1第2戦中国グランプリのスプリントレースは、日本時間3月22日(土)12時にスタートを迎える。以下に、スプリントレースのスターティンググリッド、予想されるスタートタイヤ戦略、そして各車の温存タイヤセットについてまとめる。​

スターティング・グリッド

技術指令違反が発覚したウィリアムズ勢の処遇は現時点で未定であり、スプリント予選結果とグリッドに相違はない。最前列には2021年に激しいタイトル争いを繰り広げたルイス・ハミルトン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が並ぶ。

Pos No Driver Team Qualifying
1 44 L.ハミルトン フェラーリ 1(-)
2 1 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダRBPT 2(-)
3 81 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス 3(-)
4 16 C.ルクレール フェラーリ 4(-)
5 63 G.ラッセル メルセデス 5(-)
6 4 L.ノリス マクラーレン・メルセデス 6(-)
7 12 A.K.アントネッリ メルセデス 7(-)
8 22 角田裕毅 レーシングブルズ・ホンダRBPT 8(-)
9 23 A.アルボン ウィリアムズ・メルセデス 9(-)
10 18 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス 10(-)
11 14 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス 11(-)
12 87 O.ベアマン ハース・フェラーリ 12(-)
13 55 C.サインツ ウィリアムズ・メルセデス 13(-)
14 5 G.ボルトレート ザウバー・フェラーリ 14(-)
15 6 I.ハジャー レーシングブルズ・ホンダRBPT 15(-)
16 7 J.ドゥーハン アルピーヌ・ルノー 16(-)
17 10 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー 17(-)
18 31 E.オコン ハース・フェラーリ 18(-)
19 27 N.ヒュルケンベルグ ザウバー・フェラーリ 19(-)
20 30 L.ローソン レッドブル・ホンダRBPT 20(-)

見込まれるタイヤ戦略

全チームが2セットのハードタイヤを温存しているが、これはスプリントではなく、日曜の決勝レースを見据えたものと見られる。初日セッションを通して、ソフトとミディアムのデグラデーションがかなり高いことが確認されているためだ。

19周で争われるスプリントレースでは、理論的にはミディアムタイヤが主流になると見られている。

昨年大会では、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がソフトタイヤで健闘した例もあったが、ピレリのチーフエンジニア、シモーネ・ベッラは、本大会に向けて路面が全面再舗装され、ラップタイムが劇的に向上している状況を背景に、「明日、同じアプローチを試みるドライバーがいるのは思えない」としている。

各車の温存タイヤセット

2025年F1第2戦中国GPスプリント前の各車の温存タイヤセット、2025年3月22日Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

2025年F1第2戦中国GPスプリント前の各車の温存タイヤセット、2025年3月22日

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