レッドブルは、27日(日)のF1ベルギーGP決勝レースを5番手と6番手からスタートする。サードグリッドからレースを迎えるのはスペイン、カナダ、ハンガリーに続き4回目となる。
チーム代表のクリスチャン・ホーナーは予選を終えて、両方のドライバーが最大限の力を発揮したと語り、これ以上の結果は望めなかったとの認識を示した。4番手キミ・ライコネンに0.11秒差に迫ったマックス・フェルスタッペンもホーナーに同意する。
僅差まで接近したとは言え、フェラーリとメルセデスのトップ2チームとのロングランペースの差は大きい。フェルスタッペンは、スタートポジションより上の順位でチェッカーフラッグを受けるためには”運”が必要だと考えている。
F1ベルギーGP予選を終えて
マックス・フェルスタッペン予選: 5位, FP3: 4位
予選Q3でのラップに凄く満足してるよ。完璧にまとめてマシンから全てを引き出した手応えがあるから、正直あれ以上の結果は無理だったと思う。感触的には5番手以上のものだったよ。去年は2番手だったし今年も同じように良い感触があったんだ。でも結果には満足してるし、パーフェクトな予選になったと言えるんじゃないかな。
フェラーリにかなり近かったからいい意味で驚いたよ。ルイスはかなり速かったけどね。決勝ではもっと接戦に持ち込めると思うし、良い結果が期待できそうだよ。僕らの強みはセクター2だから、ここを少しでも改善できるように全力で取り組むつもりさ。マシンバランスは全体的にかなり良いし、それがあったからこそ素晴らしい予選ができたんだと思う。
今日のマシンは良い感触だったけど、明日より良い結果を得るためには少しばかり運が必要だと思うんだ。今のところ明日はドライになるみたいだね。一晩で状況が変わることを祈るばかりだよ。そうすれば戦えるはずだからね。アタックラップはかなり集中してたんだけど、インラップを走っていた時にはオレンジ色の観客とスモークがちゃんと見えたよ。素晴らしい景色だった。ピットレーンを離れると、全身オレンジ色のファンが僕を応援している姿が見えたんだ。言うことなかったよ。
ダニエル・リカルド予選: 6位, FP3: 6位
Q1では少し出遅れちゃったけど、タイムアップの余地があるのは分かってたよ。Q2では僕らが必要としてるペースに近づくことができたけど、Q3でマシンから全てを引き出そうとすると、残念ながら上手くいかなかったんだ。ある場所でプッシュしようとすると別の場所で失敗するような感触があったんだ。マシンに100%の力で1周をまとめ上げられる力があるとは感じられなかったんだよ。バランスが少しばかり制限されているような、そんな感じがしたんだ。
でも僕は楽観的でいるつもりだよ。レースではもっと一貫性のあるマシンかもしれないしね。もしタイヤの美味しいところを使えていなかったんだとしたら、他のチームよりも長い時間走り続けられるかもしれないよね？僕はそれに懸けてるんだ。
2017年第12戦ベルギーグランプリの日程・結果・ニュース・サーキットガイドなどの情報については、F1ベルギーGP特設ページを参照されたい。決勝は日本時間8月27日(日)21時からスパ・フランコルシャンで行われる。現時点ではドライコンディションが予想されている。
