予選を終えて歩いてガレージに戻るピエール・ガスリー(アルファタウリ)、2022年8月27日F1ベルギーGP
Courtesy Of Red Bull Content Pool

ピエール・ガスリー、僅差の争いで”難なく”Q2進出も「まだポテンシャルを完全には発揮できていない」

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FP1をリアム・ローソンに譲る事となり出遅れを余儀なくされたものの、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)はF1第14戦ベルギー公式予選で12番手タイムを刻んでQ2進出を確保。8番グリッドを手にした。

Q1を12番手タイムで突破したガスリーは、続くQ2で自己ベストをコンマ3秒縮める1分45秒827をマーク。ただ、10番手のアレックス・アルボン(ウィリアムズ)には0.15秒届かず12番手でQ3を逃した。

テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「予想通り、中団は非常に厳しい争いとなったが、ピエールはQ1の1回目に力強い走りを見せてその後に続く土台を固めると、マシンバランスの良さもあって難なくQ2進出を果たした」と振り返った。

「Q2では最初のスティントで中古タイヤを履いたが、それでも非常に力強いラップをまとめた。新品タイヤでの2回目の走行では非常にクリーンなラップを刻んだものの、0.15秒足らずQ3進出を逃した」

上位フィニッシュした4台がパワーユニット交換ペナルティを受けるため、ガスリーは繰り上がりの8番グリッドからレースに臨む。

まだポテンシャルを完全には発揮できていない

ピエール・ガスリー予選: 12位 1分45秒827FP3: 10位 1分46秒604

今日は良い予選になったと思う。自分のラップとクルマのパフォーマンスには本当に満足だ。バランスも良かったし、パッケージから最大限の力を引き出せたと思う。

それでもまだポテンシャルを完全には発揮できていないから、トップ10に入るためにはチームとしてやるべき事がある状態だけどね。

何人かのドライバーがペナルティを受けるお陰で、明日のレースは8番手スタートだから、このチャンスを最大限に活かしていきたい。

背後には前進を目論む速いクルマが何台か控えているから厳しいレースになると思うけど、ポジションをキープしてポイント圏内でフィニッシュできるよう頑張るつもりだ。


2022年F1ベルギーGP予選ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が最速を刻むも、エンジン交換ペナルティを受ける事から、カルロス・サインツ(フェラーリ)が繰り上がりのポールポジションを獲得した。角田裕毅(アルファタウリ)は19番手。13番グリッドからの巻き返しに臨む。

F1ベルギーGPの決勝レースは日本時間8月28日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周7,004mのスパ・フランコルシャンを44周する事でチャンピオンシップを争う。

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