F1バーレーン 2025 PU投入状況:2部品が早くも年間上限に―角田やフェルスタッペンを含むホンダRBPT勢全車

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国際自動車連盟(FIA)のF1テクニカル・デリゲートによる発表に基づき、2025年F1第4戦バーレーンGPにおける各ドライバーのパワーユニット(PU)投入状況をまとめる。本ページは必要に応じて随時アップデートされる。

オープニングセッションに先立ち、角田裕毅を含むホンダRBPT勢全車が、今季2基目となるES(バッテリー)およびCE(コントロール・エレクトロニクス)を開封した。年間の割り当て上限に達した。以降のシーズン中に再び新品に交換すればグリッド降格ペナルティが科されることになる。

Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
マックス・フェルスタッペン 2 2
角田裕毅 2 2
アイザック・ハジャー 2 2
リアム・ローソン 2 2

今回の交換について、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「どういうサイクルで回すか次第だ。(交換後のPUは)再び再投入する予定だし、シーズン後半にPUが不足するという警報は現時点で鳴っていない」と述べ、特に問題視していないと強調した。

V6ハイブリッド・ターボ導入12年目の2025年シーズンは、ICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kが年間に各4基まで、CE及びESが各2基まで、そしてエキゾーストが年間8セットまでに制限されており、超過する度にグリッド降格ペナルティが科される。

パワーユニット通季投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
マクラーレン・メルセデス O.ピアストリPIA 1 1 1 1 1 1 1
L.ノリスNOR 1 1 1 1 1 1 1
フェラーリ C.ルクレールLEC 1 1 1 1 1 1 1
L.ハミルトンHAM 1 1 1 1 1 1 1
レッドブル・ホンダRBPT M.フェルスタッペンVER 1 1 1 1 2 2 2
角田裕毅TSU 1 1 1 1 2 2 2
メルセデス G.ラッセルRUS 1 1 1 1 2 2 1
A.K.アントネッリANT 1 1 1 1 1 1 1
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 1 1 1 1 1 1 1
F.アロンソALO 1 1 1 1 1 1 1
アルピーヌ・ルノー P.ガスリーGAS 1 1 1 1 1 1 1
J.ドゥーハンDOO 2 2 2 2 1 1 3
ハース・フェラーリ E.オコンOCN 1 1 1 1 1 1 1
O.ベアマンBEA 2 2 2 2 1 1 2
レーシングブルズ・ホンダRBPT I.ハジャーHAD 1 1 1 1 2 2 2
L.ローソンLAW 2 2 2 2 2 2 2
ウィリアムズ・メルセデス A.アルボンALB 1 1 1 1 1 1 1
C.サインツSAI 1 1 1 1 1 1 1
ザウバー・フェラーリ N.ヒュルケンベルグHUL 1 1 1 1 1 1 1
G.ボルトレートBOR 1 1 1 1 1 1 1

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