タイヤスモークを上げるレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー、2019年F1バーレーンGP決勝レースcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

ピエール・ガスリー、挽回9位入賞「クルマに適応するために努力が必要」F1バーレーンGP《決勝》

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レッドブル昇格第2戦、ピエール・ガスリーの苦難は終わらなかった。週末を通してマックス・フェルスタッペンに大きく遅れを取っていたガスリー。予選ではあろう事か、ジュニアチームのアレックス・アルボンに先行を許す13番手。決勝での巻き返しを誓った。

ただでさえソフトタイヤでの挙動が安定しないRB15。日曜のサヒールは暴風とも言うべき強風に見舞われ、より一層難しいコンディションでの戦いを強いられた。これ以上の失態が許されない状況の中、ガスリーは堅実なスタートを切ってオープニングラップで1ポジションアップ。好発進したかに思われた。

ところが、タイヤ交換のために11周目にピットに入ると、レッドブルとしては珍しく、左リアタイヤの交換作業に手間取りタイムロス。同じタイミングでピット・インしたアルボンに前を譲る形となった。だがガスリーは諦めなかった。

その後は何度か華麗なオーバーテイクを披露するなど順位を挽回。2回目のピット作業を終えると、ポイント圏内を射程に捉える12位でコースに復帰した。チェッカーに向けてまずはアルボンをオーバーテイクして11位。その後はルノー勢のダブルリタイヤの利を得て9位に浮上。移籍後初入賞を果たした。

ライバルチームの不運なくしてポイント獲得が不可能だった事を考えれば、まだまだ汚名返上とはいかないが、少なからず自信を取り戻したに違いない。レースを振り返ったガスリーは「クルマに適応するために努力が必要」と語るなど、自らの改善の必要性を口にした。

挽回9位入賞「クルマに適応するために努力が必要」

ピエール・ガスリー決勝: 8位, グリッド: 13番手

かなり厳しいレースだった。未だにクルマが全く快適じゃないんだ。プッシュしようとするとすぐに、リアとトラクションに問題が出てしまい手こずってる。マシンから最大限のパフォーマンスを引き出すために、僕自身が何を改善しなきゃならないのかを考える必要があるし、自信を持ってドライブできるクルマにするにはどうすれば良いかを、エンジニアと一緒に考えなきゃならない。現時点では全然車をプッシュできていないんだ。

クルマはそれぞれ異なるわけで、その点は僕が努力して適応しなきゃならない。チームと協力して、自分のドライビングスタイルに合ったセットアップを見つけてみせる。難しいレースだったけど、前向きな材料もあった。スタートした後はマシンも徐々に良くなっていたし、最終的にポイント圏内でフィニッシュできたからね。今後は改善できる部分を見つけ出さなきゃ。次の中国でより強さを発揮するために、出来る事は何でもやってやるつもりだ。


57周で争われた決勝レースではフェラーリ勢のトラブルと自滅により、予選3番手のルイス・ハミルトンが逆転優勝。2位にバルテリ・ボッタスが続き、開幕戦に続きシルバーアローが上位を独占した。3位表彰台にはフェラーリのシャルル・ルクレールが滑り込んだ。

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