照明下のバーレーンを走るレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

レッドブル、バーレーンで苦戦「責任はホンダに非ず」とフェルスタッペン…問題は車体側にあり

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ポールポジションのフェラーリから0.886秒差の5番手。F1バーレーンGPでのレッドブル・ホンダは、セカンドロウのメルセデスにもコンマ5秒離され、ハースやマクラーレンには100分の1秒単位での接近を許した。

バーレーン・インターナショナル・サーキットはパワーエフェクトが大きく、馬力がラップタイムに与える影響が大きなコースとして知られる。だが、マックス・フェルスタッペンは今週末のペース不足の原因はシャシー側にあり、ホンダは非難されるべきでないと擁護した。

「バランスの点で問題を抱えているわけで、ホンダについては何も言うべきではないと思う」とフェルスタッペン。地元オランダ紙にこのように答えた。

砂漠の中の跳馬は、前戦オーストラリアでの失速から完全復活を遂げ、週末全体に渡ってディフェンディング・チャンピオンを寄せ付けない圧倒的なスピードを披露。2番グリッドのベッテル曰く、好調を示していた「シーズン前テストの水準までは戻っていない」との事だが、ライバル達はフェラーリのストレート速度に驚嘆した。

「地獄のようだ」とヘルムート・マルコ。レッドブル・レーシングのモータースポーツ・アドバイザーはフェラーリのパワーユニットをこのように評した。シルバーアローのトト・ウォルフ代表は「直線区間での最高速が不足していた」と語り、フェラーリとのギャップの原因を説明した。

実際、メルセデスもレッドブルも高速コーナーでのパフォーマンスはフェラーリに見劣りしないどころか、状況によってはこれを上回っているが、ストレート区間での損失は甚大で、メルセデスが1周あたりコンマ3秒、レッドブル・ホンダはコンマ47秒程度を失っている。

ただし、この差がそのままエンジンパワーの違いによるものかというと、話はそう単純ではない。ストレートでのギャップは、直前のコーナーでの立ち上がりやマシンのドラッグレベル等の影響を受ける。

フェルスタッペンは、RB15がバーレーンで上手く機能していない理由について、フェラーリやトロ・ロッソ、アルファロメオ等が採用している”ハの字型フロントウイング”の存在に言及。迅速な問題解決を願った。

「僕らと彼らとは大きく異なる。確かにまだこのクルマのポテンシャルを全て発揮できてないけど、問題がないわけじゃない。願わくば今後2・3レース以内に解決すると良いんだけど」

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