最速フェルスタッペン、RB18に前向き評価…迫るフェラーリは「本当にエキサイティング」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは3月18日(金)に行われた2022年F1バーレーンGPのフリー走行2回目でタイムシートのトップに立ち、RB18のペースについて楽観的な見通しを示した。
FP1でも5番手とタイムシートの上部につけたが、投光照明がバーレーン・インターナショナル・サーキットを照らす中で行われた本命の第2セッションでは更なるペースを見せ、第1・3セクターで全体ベスト、ミドルセクターで自己ベストを繋ぎ、1分31秒936のファステストを刻んだ。
この日のRB18についてフェルスタッペンは「良い感じだった」と前向きな評価を下した。
「ここでテストを行った事で、全体的に良いウィンドウでスタートできたんだと思う。良い感じだった」
「コックピットの中で色々と試してみたんだけど、どれも上手くいった感じだったし、実際かなり素直でスムーズな一日だった。本当に満足だよ」
タイムシートのトップとは言え後続との差は僅かだった。2番手シャルル・ルクレールとは1000分の87秒差で、3番手にはカルロス・サインツが続き、フェラーリの2台が背後から迫った。
プレシーズンテストの段階から一貫した速さを見せてきたマラネロのチームの勢いは本物で、FP1でも同じ様に2-3番手を占拠した。フェルスタッペンはフェラーリとの僅差の争いを楽しんでいるようだ。
「勢力図を描くにはエンジンモードを含めて、もう少し様子を見守る必要があるけど、フェラーリもハードにプッシュしていて凄く接近しているし、本当にエキサイティングだね」
「チーム同士が接近するのは誰もが望んでいたことでしょ? 良いことだ。時間が経てばもっと近づいてくると思うし楽しみだ」
「まだ誰も予選仕様でエンジンをフル回転させてるわけじゃないから、みんな、まだまだ引き出してくると思うし、どうなるか様子を見なきゃね」
F1バーレーングランプリ3回目のフリー走行は日本時間3月19日(土)21時から、公式予選は同24時から1時間に渡ってバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される。