笑顔のアレックス・アルボンcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

アルボン、クラッシュ必至のバクーへ「ボスは”冷や冷や”しながら僕の走りを見守るはず」F1アゼルバイジャンGP《preview》

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トロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンが、2019年FIA F1世界選手権第4戦アゼルバイジャンGPに先立って抱負を語った。アルボンはFIA-F2選手権時代の2018年に、ジェック・エイトキンを抑えてバクーのレース1で優勝している。

アルボンは第2戦バーレーンGPで9位、続く中国GPで10位入賞を果たし、現在ドライバーズランキングで3ポイントを獲得し13位につけている。上海でのレースでは、FP3でのクラッシュによってマシンが大破。予選出走叶わず、ピットレーンからスタートするも、見事トップ10圏内でチェッカーフラッグを受けた。

次戦の舞台は、クラッシュなしに閉幕した事が一度もないバクー市街地コース。アルボンは無傷の状態でマシンをチームに持ち帰ってこれるだろうか?

ボスは”冷や冷や”しながら僕の走りを見守るはず

アレックス・アルボン

先週の中国GPでは、ペースがかなり良かっただけに、クラッシュによってチャンスを逃した部分については少しガッカリした。今後はもっと人工芝に気をつけるよ!ミスした自分に苛ついたけど、ピットレーンからでもポイント獲得の可能性がある事は分かってたから、レースに向けては前向きだった。最終的に入賞で終える事が出来て満足だ。

クルマに乗り込む度に自信を持って走れるようになってきてるし、タイヤマネジメントに対する理解も深まってるし、僕らのペースも着実に向上している。

バクーではF2時代にレースをした事があるんだけど、初優勝したのがこのバクーなんだ。ピットストップが上手くいかず3番手に落ちて、その後3台が横並びになってターン1に突入したんだけど、他の2台よりもストレートで遅れをとってしまったんだ。でも何とかして追い抜いてトップチェッカーを受けた。良い思い出だよ!

バクーには、ターン1に至る長いロングストレートがあるし、本当に独特なサーキットなんだ。長すぎるせいでタイヤが冷えてしまうから、セーフティーカーからのリスタートの際によく目にするように、ターン1は絶対的に混乱が起こる場所なんだ! ブレーキもタイヤも冷えてる状態で、複数台のスリップストリームを受けてターン1に突っ込むわけだからね。ノーズを壊したりしないように、本当に正確にドライブしなきゃならない。

コース幅がすごく狭い旧市街のセクションは最高だよ。この区間は、予選ラップでライバルに差をつけられるチャンスがあるんだ。お城の壁ギリギリのラインを走り、縁石を巧みに越えて走るという意味で、ここのトラックはモナコに少し似ているね。楽しいサーキットだよ。

F1マシンでストリートコースを走るのは今回が初めてだから、その点には気をつけなきゃね。壁の間を低ダウンフォースのクルマで走行するのは楽しいから市街地コースは大好きなんだ。まあ(FP3でクラッシュした)中国の後だけに、多分フランツ(トスト、チーム代表)は僕が走るのを安心して見る事はないだろうね!

他のクルマを追い抜けるだけのスピードがあれば、バクーは素晴らしいサーキットだ。僕らのクルマは過去3レースすべてで十分な速さを示し予選Q3に進んでいるけど、まだ十分にマネジメント出来ているとは言い難い。今回の予選ではその部分が目標だ。


アゼルバイジャンGPの戦いの舞台となるのは首都の公道を使ったバクー市街地コース。1周6003mコースには、全長2kmを超える超ロングストレートが存在する。昨年のグランプリでは、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが優勝。2位にフェラーリのキミ・ライコネン、3位にフォース・インディアのセルジオ・ペレスが続く結果となった。

F1アゼルバイジャンGPは、日本時間2019年4月26日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。

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