メルセデスW11とレッドブル・ホンダRB16、2020年F1オーストリアGPフリー走行copyright Daimler AG

メルセデス連取、躍進のレーシングポイントが3番手 / F1オーストリアGP《FP2》結果とダイジェスト

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グランプリ初日を迎えたレッドブル・リンク。2020年F1開幕オーストリアGP金曜2回目のフリー走行が7月3日(金)に開催され、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがFP1で自身が記録したタイムをコンマ5秒塗り替え、再びタイムシートのトップに立った。2番手にはバルテリ・ボッタスが続き、FP1同様にブラック・アローが他の追随を許さない速さを見せつけた。

3番手は躍進のレーシングポイント、セルジオ・ペレス。1000分の16秒差でスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルを退けた。5番手にはルノーのダニエル・リカルドが続き、6番手のランド・ノリス(マクラーレン)と7番手のランス・ストロール(レーシングポイント)を抑えた。

レーシングポイントRP20、2020年F1オーストリアGPフリー走行にて
© Racing Point

ホンダエンジン勢はレッドブルのマックス・フェルスタッペンが8番手、アレックス・アルボンが13番手と中団グループの中にどっぷりと浸かったが、2台共にミディアムタイヤでしっかりと走行を重ね、日曜のレースに向けたデータを収集した。なおフェルスタッペンのタイム計測ラップは、フロントウイングが壊れた状態で行われており、真のパフォーマンスを反映していない。

アルファタウリ・ホンダはダニール・クビアトがソフトタイヤを中心に走行を続けて12番手タイムを刻み、ピエール・ガスリーはハードタイムで44周を走り込んで他の19台とは異なるプログラムに取り組んだ。

レッドブル・リンクのガレージからコースへと出るレッドブル・ホンダRB16
© Getty Images / Red Bull Content Pool

午前のFP1とは対象的に、午後の現地シュピールベルクには強い日差しが差し、路面のグリップアップと並んで気温も上昇した。予選・決勝と同時刻帯のプラクティス2は気温20℃、路面30℃のドライコンディションでスタートすると、セッション半分を消化する頃には路面35℃にまで達した。

風の影響か、コースのあちらこちらでコース外を走行するマシンが目立った。

クビアトはFP1に引き続き、ホームストレート終端のターン1でスピンを喫し、一旦芝生に飛び出た後にトラックへと復帰した。唯一の新人ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)も同じ場所で360度横回転。坂を登りきった先にあるターン3にも手を焼き、こちらは20番手最下位でセッションを終えた。

フェルスタッペンもターン5でコース外へと旅立ちグラベルへと突っ込んだ。同じRB16を駆るアルボンはターン1でバックエンドを完全に失った。後ろからはレーシングポイントが迫っていたが、幸いにも事なきを得た。

午前のセッションでフルード漏れのトラブルを抱えたロマン・グロージャンは、チームメイトのケビン・マグヌッセンから遅れることコンマ2秒の16番手でクルマを降りた。アルファロメオ・レーシング勢はアントニオ・ジョビナッツィが14番手、キミ・ライコネンが19番手と後方に沈んだ。

オーストリアグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間7月4日(土)19時から、公式予選は同22時からレッドブル・リンクで開催される。

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