レッドブル・リンクのグリッドを並んで歩くメルセデスAMGのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス、2020年F1オーストリアGP予選後
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ハミルトン、ポールの僚友を称賛「バルテリは最高の仕事をした」

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4日(土)のF1オーストリアGP公式予選を2番手で終えたルイス・ハミルトンは「バルテリは最高の仕事をした」と述べ、ポールポジションを獲得したチームメイトを称賛した。

2020年シーズンの行方を占う一発目のイベントでメルセデスは、予選へと至る3回のフリー走行全てで1-2体制を築き、バルテリ・ボッタスがポールポジション、ハミルトンが2番手を獲得してフロントローを独占した。

そのパフォーマンスの圧倒ぶりは後続とのギャップにも表れていた。

予選3番グリッドを獲得したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとボッタスとのタイム差は0.538秒に達した。レッドブル・リンクが1周僅か4326mの62秒サーキットである事を踏まえると、控えめに言っても非常に大きな差と言える。

Pos Driver Q1 Q2 Q3
1 バルテリ・ボッタス 1:04.111 1:03.015 1:02.939
2 ルイス・ハミルトン 1:04.198 1:03.096 1:02.951
3 マックス・フェルスタッペン 1:04.024 1:04.000 1:03.477

毎シーズンに渡って強さを増し続けるメルセデス。秘訣はどこにあるのか? ハミルトンは「オープンマインド」という言葉を用いて説明した。

メルセデスの強さの秘訣は「オープンマインド」

ルイス・ハミルトン予選: 2位, FP3: 1位

今日はバルテリが素晴らしい仕事をやり遂げ、チームとして素晴らしい形でシーズンのスタートを切ることができた。

予選Q3の最終ラップの時、ターン4に差し掛かったところでかなりの量の砂埃が舞っているのに気づいた。最初は誰がどこでコースアウトしたのか分からなかったけど、バルテリがコースに戻ってくるところが見えて状況を把握した。

ラップに影響しなかったのは幸いだった。最終的に彼は自分のポジションを守り切り、僕の方も順位変わらずそのままという結果になった。

このチームは毎年、自分たちの能力の高さを証明し、新たな基準を打ち立ててきたけど、それは僕らがオープンマインドで、時代の流れと共に歩みを進めているからさ。

僕らは常にお互いに学び合い、常に限界に挑戦している。グループ内には政治的なものはなく、チームとして団結して一緒にプッシュしている。だからこそ、今年もまた強さを増せたんだと思う。

明日のレースでもその強さを見せつけなきゃね。


ポールポジションはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、2番手にはルイス・ハミルトンが続きブラック・アローが1-2。3番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがつけた。

2020年F1開幕戦オーストリアグランプリ決勝レースは、日本時間7月5日(日)22時10分にフォーメーションラップを迎え、1周4326mのレッドブル・リンクを71周する事で選手権を争う。

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