アルファタウリ・ホンダAT01に乗り込むピエール・ガスリーの背中
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ガスリー、Q3進出ならず12番手「これがアルファタウリ・ホンダの今の実力」

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7月4日(土)のF1オーストリアGP公式予選に挑んだアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、直前に行われたFP3での自己ベストをコンマ6秒塗り替える1分4秒305をマークして12番グリッドを手にした。

今季初のグリッド争いを振り返ったガスリーは「リザルトは満足できるものだ」「これが僕らの現状だ」と述べ、トップ10に届かないこの位置が今のアルファタウリ・ホンダの実力だとの認識を示した。

実際、チームメイトのダニール・クビアトとのタイム差は0.126秒と拮抗し、ガスリー12番手に対してクビアト13番手と、タイムシート上で同じマシンが続いて並んだ。

Pos Driver Team Q1 Q2 Q3
1 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:04.111 1:03.015 1:02.939
12 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:04.603 1:04.305
13 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 1:05.031 1:04.431

テクニカルディレクターを務めるジョディ・エジントンは予選結果について「残念。パッケージの改善すべき主要部分が白日の下に晒された形だ」と述べる一方で、決勝については「役立ちそうな戦略的オプションが幾つかある」として、あらゆるチャンスを活かして入賞を目指していくと誓った。

これがアルファタウリ・ホンダの今の実力

ピエール・ガスリー予選: 12位, FP3: 9位

今日の結果には満足している。昨日のプラクティスセッションを終えて、今日の予選は簡単にはいかないかもって予想していたんだけど、一晩でマシンを上手く改善させる事ができた。2台揃ってのQ2という結果は満足して良いと思う。

今のところこれが僕らの現状だけど、タイヤを自由に選択できるポジションだし、レース中には何が起きても不思議はないから、明日はポイントを懸けて争える事を祈ってる。

目標はいつも同じだよ。レッドブルのホームレースで良い結果を残せるよう、全力でプッシュしていくつもりだ。


ポールポジションはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、2番手にはルイス・ハミルトンが続きブラック・アローが1-2。3番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがつけた。

2020年F1開幕戦オーストリアグランプリ決勝レースは、日本時間7月5日(日)22時10分にフォーメーションラップを迎え、1周4326mのレッドブル・リンクを71周する事で選手権を争う。

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