グランプリ2日目となるオーストラリアGPのFP3。予選の行方を占う3回目のフリー走行を制したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。2番手には0.479秒遅れでメルセデスのバルテリ・ボッタス、3番手には同じくメルセデスのルイス・ハミルトンが続いた。

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ついに赤き跳ね馬のドイツ人ドライバーがメルセデスから首位を奪取。メルセデス一強時代の終焉への期待が大きく膨らむ結果となった。なお、セッション残り10分の時点でウィリアムズのランス・ストロールがクラッシュし赤旗、セッションはそのまま終了となっている。

14位・15位のマクラーレン・ホンダ

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フェルナンド・アロンソは7週を走行し14番手、ストフェル・バンドーンは9週を走行し15番手に終わった。アロンソが記録したタイムは1分26秒556とトップのベッテルから遅れること3秒176となっている。

ベッテル、レコード塗り替える好タイム

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ベッテルが記録した1分23秒380というタイムは、自身が2010年に記録したアルバート・パーク・サーキットのコースレコードである1分23秒919を0.539秒上回るものであった。非公式でのタイムとなるため、レコード塗り替えとはならないが、この後行われる午後の予選ではレコード更新が期待できるだろう。

ウェーレイン欠場を発表

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FP3開始直前に、ザウバーF1はパスカル・ウェーレインがオーストラリアGPの残りのセッションを欠場すると発表した。ウェーレインは今年1月に開催されたレースで背中を負傷している。「僕は決勝レースの全周回を走行しきれるレベルには達していない」とウェーレインはコメント。「昨日の夜、チームに状況を説明したんだ。ザウバーF1チームはリスクを冒さないことに決めた。」

3回目のフリー走行以降は、リザーブドライバーのアントニオ・ジョヴィナッツィが走行を担当する。

赤旗の原因となった新人ストロール

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セッション残り10分の時点で、ウィリアムズのランス・ストロールが10コーナーを抜けたところの壁に衝突しマシンを破損。これによってシーズン2度目の赤旗。このクラッシュの影響で予選までにギアボックスを交換する必要が発生。ギアボックス交換に伴う5グリッドダウンペナルティーが課せられる見込みとなっている。

ウィリアムズのメカニック達はランチ抜きで懸命に作業しなくれはならないだろう。

2017年F1第1戦オーストラリアGPフリー走行3（FP3）リザルト

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