日本時間2017年3月25日15:00、厚い雲が上空を覆う中開催されたF1オーストラリアGP予選。ポール・ポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。4年連続のポール・ポジションとなった。

メルセデス1強時代終焉の大きな期待を期待を背負ったフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、惜しくも2番手にとどまり、3番手にはメルセデスのバルテリ・ボッタスが続いた。

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1位から4位までをメルセデスとフェラーリが独占。オーストラリアGP決勝レースの優勝争いは両チームの闘いとなる公算がより高まった形となった。

マクラーレン・ホンダはトラブル – 予選Q1ハイライト

最初にコースインしたのはウルトラソフトを履いたマクラーレン・ホンダ勢。信頼性が向上してきているマクラーレン・ホンダだったが、バンドーンに燃料圧力問題が発生してしまう。何とかアタックラップを行うも、エンジン出力が低下しておりQ1ノックアウト。一方のアロンソは12番手でQ1突破。両者のタイムは0.986秒と大きく開いたが、チームはアロンソのみに新しいフロント・ウイングとバージボードを与えており、1周あたり0.35秒程度のタイムゲインがあると見られている。

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FP3でクラッシュを喫しギアボックス交換を余儀なくされたウィリアムズのランス・ストロールは、残り9分で何とかコースインもQ2進出はならなかった。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、Q1で唯一スーパーソフトでアタックを行った。

アロンソQ3進出ならず – 予選Q2ハイライト

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Q1敗退を逃れたアロンソは、アタック中の最終コーナー立ち上がりでパワーロスするトラブルを訴えガレージインする事態に。セッション残り2分で再度コースインしアタックするも、トップから遅れること2秒210の13番手に終わった。

ベッテル肉薄も… – 予選Q3ハイライト

雨がちらほらコース上に落ちる中、Q3開始とともにコース上にいち早く躍り出たのはメルセデス勢。メルセデスとフェラーリの4台が1回目のアタックを終えた直後、母国レースとなったレッドブルのダニエル・リカルドがクラッシュ。リアからバリアに突っ込んでしまい赤旗中断。

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セッション再開後、各チームとも最後のアタックラップを実施。メルセデスの牙城を崩したいフェラーリは、セバスチャン・ベッテルが怒涛の追い上げもハミルトンにはコンマ268秒届かず2番手に終わり、ハミルトンは4年連続となるオーストラリアGPのポール・ポジションを獲得した。

オーストラリアGP決勝レースは、明日2017年3月26日14:00からアルバート・パーク・サーキットにて行われる。

2017年F1第1戦オーストラリアGP予選リザルト

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