田辺豊治、2018年F1オーストラリアGPにて
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二人のルーキー抱えるホンダF1「今日の目標はタイムではなく周回数」F1オーストラリアGP 初日 2018

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23日に行われた開幕F1オーストラリアGP金曜初日セッションを終えて、ホンダF1プロジェクトの現場を統括する田辺豊治テクニカル・ディレクターがコメントを発表した。

初陣を飾ったトロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが16番手、ピエール・ガスリーが17番手というタイムでセッションを締め括った。ハース勢が一歩リードする中団勢の戦いは、1秒の中に10台がひしめく大接戦となっている。

実質的に二人のルーキーを抱えるトロ・ロッソ。二人共アルバート・パーク・サーキットでの走行経験がないため、初日の今日は、タイムではなく周回を重ねる事を目標としていた。

FP1ではオペレーション上の問題があったものの、午後の2回目のフリー走行では両者ともに周回を重ね、全10チーム中最多となる80周を走りきった。

今日の目標はタイムではなく周回数

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

ついに2018年シーズンが幕を開けました。私が最後にここに来たのは10年前になりますが、オーストラリアの熱狂的なファンのおかげで、初日プラクティスの雰囲気はとても良いものとなりました。

天気は完璧でしたし、全体としてはスムーズに進行したセッションだったと思います。両方のドライバー共に、アルバート・パーク・サーキットで走るのは初めての事でしたので、できるだけ多くの周回を走る事が今日の目標でした。

パワーユニット側としては、このトラックに合わせてドライバビリティとエネルギー・燃料マネジメントの調整に集中的に取り組みました。予定していたプログラムはほとんど消化しました。明日に向けての良い準備ができたと思います。

明日は今日と大きく異なり、低い気温と降雨が予想されています。これは、FP3という限られた時間内のみで予選に向けての最適なセッティングを見つけ出す必要がある、という事を意味しています。


3回目のフリー走行は日本時間3月24日(土)12時から、予選は同15時からアルバート・パーク・サーキットで行われる。

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