アストンマーチン、F1イギリスGPで「特別なワンオフカラー」公式潤滑油にバルボリン…ホンダ提携後は”特注品”を供給
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アストンマーチン・アラムコ・コグニザントF1チームは7月7~9日の2023年F1第11戦イギリスGPで、フェルナンド・アロンソとランス・ストロール駆るAMR23にスペシャルリバリーを施す。
これは1866年創業の米国のモーターオイルメーカー「バルボリン(Valvoline)」との公式潤滑油パートナーシップの締結を記念するもので、翼端板やフロアウイング、エンジンカバーやシャークフィン、ノーズにバルボリンのロゴとブランドカラーの赤、青、水色があしらわれる。
150年以上の歴史を誇るバルボリンはモーターオイルメーカーとしては世界最古のブランドであり、レーシングオイルの生みの親として革新的な製品とソリューションをレーストラックにもたらしてきた。
契約の一環としてバルボリンは、パフォーマンス向上を目的としてF1イギリスGPよりAMR23に潤滑油を供給する。また、アストンマーチンが搭載パワーユニットをメルセデスからホンダに切り替える2026年からは「特注潤滑剤」を供給する。
バルボリンとの長期パートナーシップについてチーム代表を務めるマイク・クラックは「特注潤滑油の供給を通して、2026年からのホンダとの新しいワークス・パワーユニット・パートナーシップにも利益をもたらす事になる」と語った。
また、バルボリン・グローバルのジャマール・ムッシャー最高経営責任者(CEO)は「これは強力かつダイナミックなパートナーシップの始まりだ。チームと共に歩みを進められる事を嬉しく思う。成功を分かち合い、イノベーションを生み出していく事を楽しみにしている」と語った。
アストンマーチンは開幕10戦を経て、メルセデスに僅か3ポイント差のコンストラクターズ選手権3位と、2021年の復帰以来、最高のシーズンを過ごしている。今季の表彰台回数は6回に及ぶが、そのすべてをアロンソが獲得している。