フェリペ・ドルゴビッチ、アストンマーチンからF1イタリアGPのFP1出走…若手起用義務消化の一環で
Published: Updated:
アストンマーチンは9月1~3日のF1第15戦イタリアGP初日金曜フリー走行1で、ランス・ストロールに代えてテスト兼リザーブドライバーのフェリペ・ドルゴビッチを起用。若手起用義務を一つ消化する。
2022年のFIA-F2選手権チャンピオンは、骨折負傷したストロールの代役を務めたバーレーンでのプレシーズンテストに続き、モンツァでのレースに先立ちAMR23をドライブてチームにフィードバックを提供する事になる。
23歳のブラジル人ドライバーは今年、アストンのテストプログラムの下、シルバーストン・サーキット、カタロニア・サーキット、レッドブル・リングなどの欧州のサーキットで2021年型「AMR21」をドライブしてきた。
国際自動車連盟(FIA)は若手ドライバーのテスト機会拡大を目的に、グリッド上のすべてのチームに対してグランプリ出走2戦以下のドライバーを年に最低2回、金曜フリー走行で起用する事を義務付けている。アストンはこれでその義務を一つ消化する事になる。
ドルゴビッチはAMR23がプレシーズンの段階からどれだけ改善されたのかを確認したいとしたうえで、「シミュレーター作業を通してマシン開発を手伝ってきたから、それが実車にどう反映されているのかを理解することは僕にとっても価値がある」と語った。
「それにテストプログラムを通じて学んだことを示す絶好の機会でもある。バーレーン以来、F1マシンで多くの距離を走り込んできたから、どうしたらチームに有益なフィードバックを提供できるのかについて、より理解できるようになった」