仮想通貨ファントムのロゴが掲載されたアルファタウリ・ホンダAT02のヘイロー
Courtesy Of AlphaTauri

アルファタウリ、Fantomとグローバルスポンサー契約を締結「今季のプロジェクトが凄く楽しみ」と角田裕毅

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スクーデリア・アルファタウリは2022年シーズンのFIA-F1世界選手権に向け、仮想通貨ファントム(Fantom/FTM)とパートナーシップを強化した。

ファントムは安価な送金コストと即時性ある取引を目指して設計されたブロックチェーンプラットフォームで、消費エネルギーを劇的に削減する事で地球環境保全を重視する。

チームは昨年、第5戦モナコと最終アブダビの両グランプリでAT02のヘイロー上部にファントムのロゴを掲載した。今季は関係性を強化してグローバルスポンサー契約を締結し、シーズン全体を通して同社のサポートを受ける。

契約の一環として2022年型F1マシン「AT03」のノーズとヘイローにロゴが掲げられる。また、ピエール・ガスリーに続き角田裕毅がブランドアンバサダーに就任。2人のヘルメット及びキャップにもロゴが掲載される。

角田裕毅は「ファントムのプロジェクトに加わるチャンスを与えてもらった事に感謝しています」と語った。

「昨年、ハリー・イェー氏を含むファントム・チームと知り合う事になりました。彼らの創造性、革新的な精神、そしてたゆまぬ努力を続ける姿勢は、僕らのチームにピッタリだと感じました。今年のプロジェクトを凄く楽しみにしています」

クォンタム・フィンテックグループのマネージングディレクター、ハリー・イェーは「昨年のモナコで始まったスクーデリア・アルファタウリとの旅を続けることができ、とても嬉しく思っている」と語った。

「ピエールは初期の段階からプロジェクトをサポートしてくれていたが、昨年はユーキをはじめとするチーム全体でファントム・ファンデーションをプロモートしてくれた」

「彼らと共に、この新しいテクノロジーの可能性を紹介することで、ファンとの距離を縮めていきたいと思っている」

「70年以上に渡ってモータースポーツの頂点に君臨してきたF1は、絶えずスピードと安全性を追求し、最新技術のショーケースとして機能してきた。これは我々の理念と合致する。ファントムのブロックチェーン技術を紹介するのにこれ以上のプラットフォームはない」