ピエール・ガスリー、PUトラブルで17番手「皆に感謝の気持ちを伝えるためにも絶対に諦めない」
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24日土曜に行われたF1第21戦アブダビ予選セッションを終えて、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが予選セッションを振り返り、決勝に向けての豊富と見通しを語った。
Q1での2回目のアタックに臨んだガスリーは、最初の2つのセクターで自己ベストを繋ぐ好走をみせたものの、最後から2番目のコーナーを過ぎた所でエンジンパワーを失い失速。パワーユニットのトラブルに見舞われ自己ベストを更新できず、17番手でQ1敗退を喫した。
マシンを降りたガスリーは「コンマ6秒速いタイムを刻んでたのに…」と述べ、トラブルがなければQ2進出は可能だったとの認識を示し、肩を落とした。とは言え、ガスリーにとっては今回がトロロッソ・ホンダでのラストラン。「チームの皆に感謝の気持ちを伝えるためにも絶対に諦めない」と決勝での挽回を強く心に誓った。
PUトラブルで17番手「絶対に諦めない」
ピエール・ガスリー予選: 17位, FP3: 15位
トロロッソ・ホンダでの最後の予選がこんな形になるなんて望んじゃいないよ。最終コーナーの出口でパワーを失い、スロットルを戻す事になってしまった。ラップ自体は上手くまとめられてたからガッカリだよ。
マシンの感触は良くて、コンマ6秒速いタイムを刻んでたのに、フィニッシュラインまで後2・300メートルの所でエンジンパワーが失われてしまった。Q3に行けたとは言わないけど12番手位のペースがあったし、トップ10を賭けて戦えるはずだったのに。
明日は僕にとって大事なレースになる。トロロッソ・ホンダは僕にF1での最初のチャンスをくれたチームで、これまでずっと僕のために本当に色んなサポートをしてくれた。だから、力強いパフォーマンスでシーズンを良い形で終えるために、そして皆に感謝の気持ちを伝えるために、全力で挑むつもりだ。
期待してたポジションからスタートする事は出来ないけど、僕は決して諦めたりはしない。
ポールポジションはメルセデスのルイス・ハミルトン。2番手は僚友バルテリ・ボッタス。3番手はスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルという結果となった。
2018年F1第21戦アブダビグランプリ決勝レースは、日本時間11月24日(日)22時10分から行われ、1周5,554mのヤス・マリーナ・サーキットを55周する事で勝敗を争う。