ノリス連取も、王者に焦りなし「わりといい感じ」とフェルスタッペン。一方レッドブルは”想定超え”に警戒

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2025年F1最終戦アブダビGPの初日プラクティスは、タイトル争いのライバルであるランド・ノリス(マクラーレン)が連取する結果となったが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の表情に焦りはない。

選手権リーダーのノリスは自身初のワールドチャンピオン獲得に向け、FP1、FP2ともにトップタイムを記録し、これ以上ない完璧な滑り出しを見せた。一方、ランキング2位のフェルスタッペンは、ノリスから0.363秒遅れの2番手で初日を終えた。

セットアップに一定の手応え「概ね満足」

タイム差だけを見ればマクラーレン&ノリス優勢に見えるが、フェルスタッペンは初日の走行を終え、マシンの挙動に対してポジティブな評価を下した。

「わりといい感じだよ。クルマには概ね満足している」

「もう少し速さが必要なのは確かだね。まだ十分じゃないけど、全体的に見れば、そこそこウィンドウ(セットアップの作動領域)に入っていると思う」

もちろん課題がないわけではない。FP2では、昨年再舗装された高速のターン3で突然のオーバーステアに見舞われる場面もあった。さらに、最終セクターではアンダーステアに見舞われタイムを失っていた。

フェルスタッペンはこれを「毎回、直面している課題であって、目新しいものじゃない」と気にした様子を見せず、一晩での改善に意欲を見せる。

「埋めなきゃならない差はかなり大きいように見えるけど、僕らとしてはベストなクルマを作り上げて、今夜どれだけ改善できるかを見守るだけさ。一発のラップもロングランも、もっと改善しなきゃならない」

想定以上のデグ、1ストップに黄信号

フェルスタッペンがハンドリングに手応えを感じている一方、ピットウォール側はタイヤの摩耗状況に警戒感を強めている。

レッドブルのレーシング責任者であり、フェルスタッペンの担当エンジニアでもあるジャンピエロ・ランビアーゼは、予想以上のデグラデーション(タイヤ性能の劣化)を確認したと明かす。

「今日は一発の速さよりも、燃料搭載時のロングランに重点を置いた。日曜に向けて多くのデータが得られたが、タイヤは予想していたよりも少し脆弱なようだ」

ランビアーゼが指摘するのは、右フロントタイヤのグレイニング(ささくれ摩耗)だ。

「これはフィールド全体の問題のようだ。デグラデーションも予想より高い。比較的単純な1ストップレースになると思っていたが、今はそこに疑問符がついている。何回のストップが必要になるか、どうタイヤをいたわるか、分析が必要だ」


2025年F1アブダビGPの初日FP2をトップで締め括ったのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を0.363秒で退けた。3番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続く結果となった。

FP3は日本時間12月6日(土)19時30分から、公式予選は同23時から1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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