ヘルメットを手に取るピエール・ガスリー(アルファタウリ)、2022年11月18日F1アブダビGP FP1
Courtesy Of Red Bull Content Pool

ピエール・ガスリー「奇跡が起きる事を祈ってる」と苦笑い、グリップ得られず19番手

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アルファタウリでのラストランに臨むピエール・ガスリーにとってのF1アブダビGPの初日は厳しい展開となり、予選・決勝に近いコンディションの中で行われたFP2は19番手という結果だった。

チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは「ソフトでのラップがいずれも酷いトラフィックに見舞われた」ために、リザルトはミディアムタイヤでのラップだったとして伸び代があった事を認めているが、同時に、例えクリーンラップが得られたとしてもグリップ不足は否めず、改善が必要だと認めている。

セッションを終え、感謝の印のスペシャルヘルメットを脱いだガスリーは「今日は本当にタフな1日だった。明日の予選でベストを尽くせるように変更を加えていくつもりだ」と振り返った。

「スピードという点でトップ10は目を見張るものがあった。僕らは彼らのペースからかなり離されていると思うけど、何が起こるか分からないし、最後の一瞬までプッシュし続けるつもりだ」

なお、予選はFP2よりも1時間遅い現地18時より開始されるため、更なる温度の低下が見込まれる。コンディションの違いによってAT03がスイートスポットに入る可能性も否定はできない。

ガスリーはこの点について「奇跡が起きるのを祈るよ」と苦笑いを浮かべた。


2022年F1アブダビGPフリー走行2で最速を刻み初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手以下にコンマ3秒以上の差をつけた。

アブダビGPの3回目のフリー走行は日本時間11月19日(土)19時30分から、公式予選は同23時から各々1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。

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