インタビューに応じるダニエル・リカルド(マクラーレン)、2022年7月21日F1フランスGP
Courtesy Of McLaren

ダニエル・リカルド、2023年古巣レッドブル復帰へ…ヘルムート・マルコ認める

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レッドブル・レーシングのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルド(マクラーレン)が2023年に「サードドライバー」として古巣ミルトンキーンズのチームと契約を結ぶ見通しだと明かした。

ヘルムート・マルコは18日(金)の1回目のフリー走行を終えて独Skyのインタビューに応じ、セルジオ・ペレスの2023年ドライブが危ぶまれ、その後任にリカルドの名が挙がっているとの憶測を否定し、33歳のオーストラリア人はサードドライバーになる予定だと説明した。

現役のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのバックアップ役として開発ドライバーを務めつつ、アンバサダー的な役割を務めることになるようだ。フェルスタッペンは2028年、ペレスは2024年まで契約を結んでいる。

なおリザーブドライバーに関しては、スーパーフォーミュラへと転向するリアム・ローソンが引き続き、レッドブル及びアルファタウリの両チームで控えとしての役割を継続するという。

2008年にレッドブル・ジュニアチームに加入したリカルドは、2011年にヒスパニア・レーシングでF1デビューを果たし、2012年にスクーデリア・トロロッソに移籍。マーク・ウェバーの引退に伴い2014年にレッドブルに昇格すると、4度のF1ワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテルを打ち負かした。

5シーズンを経てチームがルノーからホンダへとパワーユニットを切り替えるタイミングで2019年にルノーに移籍。2年を経て2021年にマクラーレンに移籍したが、フロントエンドが弱いマシンを手懐けられず、同胞のオスカー・ピアストリにシートを奪われる形で行き場を失った。

契約はまだ締結されておらず、チームからの正式発表が待たれる。なお、ESPNは決勝レースが行われる日曜に発表があると伝えている。

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