ガレージでコースイン備えるニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)とチームメンバー、2024年12月6日F1アブダビGPフリー走行(ヤス・マリーナ・サーキット)
Courtesy Of Haas

F1アブダビGP:予選4番手ニコ・ヒュルケンベルグを召喚、規定違反の疑いで

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F1アブダビGPのスチュワードは2024年12月7日の公式予選を経て、ピットレーン規定違反の疑いがあるとして、4番手タイムを記録したニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)を召喚した。聴聞会は現地19時50分より行われる。

デレク・ワーウィックを含む4名の競技審判団によると、ヒュルケンベルグは予選中に、ピット出口路で他車をオーバーテイクした疑いがあるという。

続報:ヒュルケンベルグに降格ペナ

F1レースディレクターを務めるルイ・マルケスはイベントノートを通して、「明らかな問題を抱えて減速しているクルマを除き、ピット出口路での追い越しは禁止される」との通達を出している。

スチュワードの裁定がどのような結果をもたらすかは不明だが、仮にグリッド降格となれば、ヒュルケンベルグとハースは厳しい試練に直面する可能性もある。

ヒュルケンベルグは予選Q3で、最前列にわずか0.082秒差の4番手タイムを記録した。この結果、ハースは逆転のコンストラクターズ選手権6位に希望をつないだ。アルピーヌは現在、5ポイントでハースをリードしている。

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