2018年 F1アブダビテスト:担当ドライバーとスケジュール・順位結果
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2018シーズンの締め括りとなるF1アブダビテストが、11月27日(火)と28日(水)の2日間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。各チームは最終アブダビGP決勝レース終了後、そのまま現地に留まりテストに備える。テスト日程と担当ドライバーをまとめた。
2018 F1アブダビテスト開催日程
各日共に現地時間9時から18時までの丸一日に渡ってセッションが開催される。2日目水曜日は若干雲が広がる予報となっているが、2日間とも気温27度程度まで上昇する見込みであり、ドライコンディションとなる事が予想される。前回のハンガリーテストではハースが参加を見送ったが、今回は全10チーム全てが走行を行う。
今回のテストは2019年型のピレリタイヤの評価を行う事が目的とされており、今季仕様のコンパウンドに加えて来年用のものが全部で5つ持ち込まれた。それらは硬い側から柔らかい側に向かって「コンパウンド1」から「コンパウンド5」と名付けられた。各チームには計22セットが供給され、そのうちの8セットのコンパウンドについてはチームの自由選択に委ねられた。
1日目 / 11月27日(火)
トロロッソ・ホンダはインドネシア出身のショーン・ゲラエルを、フォース・インディアは来季起用が確実視されているランス・ストロールを、ハースは来季テストドライバーを務めるピエトロ・フィッティパルディを起用した。
最速を記録したのはスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。今季型ハイパーソフトタイヤを履き、1分36秒812にトップタイムを刻んだ。最多周回はトロロッソ・ホンダ。ゲラエルは一人で150周を走り込んだ。
Team | Driver |
---|---|
メルセデス | バルテリ・ボッタス |
フェラーリ | セバスチャン・ベッテル |
レッドブル | マックス・フェルスタッペン |
トロロッソ・ホンダ | ショーン・ゲラエル |
マクラーレン | ランド・ノリス |
フォース・インディア | セルジオ・ペレス(午前) ランス・ストロール(午後) |
ウィリアムズ | ジョージ・ラッセル(午前) ロバート・クビサ(午後) |
ルノー | ニコ・ヒュルケンベルグ |
ハース | ピエトロ・フィッティパルディ |
ザウバー | キミ・ライコネン |
2日目 / 11月28日(水)
トロロッソ・ホンダは1年ぶりにF1復帰を果たすダニール・クビアトを、ルノーはテスト兼開発ドライバーを務めるアルテム・マルケロフを、ハースは2世ドライバーのルイス・デレトラズを走らせる。
この日の最速もスクーデリア。フェラーリSF71Hのステアリングを握ったシャルル・ルクレールは前日のセバスチャン・ベッテルのファステストを塗り替えた。最多周回はトロロッソ・ホンダ。2日連続で最も多くの周回を重ねた。
Team | Driver |
---|---|
メルセデス | バルテリ・ボッタス |
フェラーリ | シャルル・ルクレール |
レッドブル | ピエール・ガスリー |
トロロッソ・ホンダ | ダニール・クビアト |
マクラーレン | カルロス・サインツ |
フォース・インディア | ランス・ストロール |
ウィリアムズ | ロバート・クビサ(午前) ジョージ・ラッセル(午後) |
ルノー | アルテム・マルケロフ |
ハース | ルイス・デレトラズ |
ザウバー | アントニオ・ジョビナッツィ |
テストに関するルール
テスト回数や期間などについては、スーポーティング・レギュレーションによって細かく規定されている。多少マニアックではあるが、無駄で官能的な知識を求める熱狂的なF1ファンの方は、是非「F1レギュレーション-テスト編」を参照されたい。