ファン・パブロ・モントーヤ(マクラーレンSP)のマシン、2022年5月20日インディ500プラクティス
Courtesy Of Penske Entertainment

2022年インディ500予選出走順、荒れるは必至? 忍び寄る雨

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プラクティス5を経てくじ引きが行われ、パトリシオ・オワード(マクラーレンSP)が2022年第106回インディ500予選の第1出走者に決まった。全プラクティス制覇の佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング)は第10走者として予選に挑む。

第4走者まではシボレーエンジン勢。ホンダ勢の切り込み隊長は500デビューの元F1ドライバー、ロマン・グロージャン(アンドレッティ・オートスポーツ)が担う。

  1. パトリシオ・オワード
  2. リーナス・ヴィーケイ
  3. カラム・アイロット
  4. フェリックス・ローゼンクビスト
  5. ロマン・グロージャン
  6. ジミー・ジョンソン
  7. デブリン・デフランチェスコ
  8. J.R.ヒルデブランド
  9. ファン・パブロ・モントーヤ
  10. 佐藤琢磨
  11. グレアム・レイホール
  12. マルコ・アンドレッティ
  13. トニー・カナーン
  14. デイビット・マルカス
  15. サンティノ・フェルッチ
  16. コルトン・ハータ
  17. ステファン・ウィルソン
  18. スコット・ディクソン
  19. アレックス・パロウ
  20. コナー・デイリー
  21. エリオ・カストロネベス
  22. スコット・マクラフリン
  23. エド・カーペンター
  24. アレキサンダー・ロッシ
  25. マーカス・エリクソン
  26. ジャック・ハーヴィー
  27. セージ・カラム
  28. ジョセフ・ニューガーデン
  29. クリスチャン・ルンガー
  30. シモン・パジェノー
  31. カイル・カークウッド
  32. ウィル・パワー
  33. ダルトン・ケレット

インディ500の予選は21日(土)と22日(日)の2日間に渡って行われる。

今年はフォーマットが改定され、予選1日目の上位12台を対象として、2日目に2ラウンド制の最終決戦が行われる。連続4周の平均スピードで順位を争う点に変更はない。

まずは土曜の予選初日に13番手以降のグリッドを決定する。そして2日目に初日リザルトの逆順で12台によるアタック(トップ12予選)を行い、その成績によって7~12番グリッドを決定する。

そしてその後、上位6名による最終「ファスト6」が行われる。出走順はトップ12予選のリザルトの逆順で、最速のドライバーが賞金10万ドル(約1,284万円)を含むポールポジションを、残りの5名がセカンドローまでのポジションを獲得する。

ポイント配分も変更された。従来は9-8-7…の順で上位9台にチャンピオンシップ・ポイントが与えられていたが、上位12台に12-11-10…のポイントが付与される。

なお午後から雨が降る可能性があるとの事で、予選1日目の開始時刻は1時間前倒しの現地午前11時(日本時間24時)に変更された。予選は天候が許す限り、予定終了時刻の17時50分まで行われる。

問題は雨が降る前に33台が全て、最低1回の予選ランを終えられるかどうかだ。もし土曜中に全車が少なくとも1回の計測を完了できない場合、結果は全て白紙となり、日曜に延期となるようだ。

インディ500の予選はBSスカパー!で、決勝は日本時間5月29日(日)24時よりGAORA SPORTSで生中継される。視聴には「スカパー!」の他、光回線を使った「ひかりTV」「auひかり」なら、面倒なアンテナ設置なしでインディカーを楽しむ事もできる。また決勝はHulu ライブTVでもストリーミング配信される。

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