2018年IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ開幕デイトナ24時間レース決勝が、現地1月27日(土)14時40分にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでスタートした。IMSAは公式サイト上でレースの模様を無料生配信する。

米国及びスペイン以外の国であれば、ライブストリーミングを無料で視聴できる。国際映像のほか、視聴者の好みに合わせて44号車アウディ、35号車BMW、10号車キャデラック、3号車シボレー、66号車フォード、55/77号車マツダ、911号車ポルシェ、23号車ユナイテッド・オートスポーツのオンボード映像が配信される。

レースは気温21度のドライコンディションでスタート、プロトタイプ・GTカー合わせて全50台の戦いの火蓋が切って落とされた。予選13番手のフェルナンド・アロンソ（ユナイテッド・オートスポーツ）は3度のピットストップを終えて10番手でフィル・ハンソンにバトンタッチ。ランス・ストロールの37号車はロビン・フラインスが第一スティントを担当、9番手でフェリックス・ローゼンクビストに交代した。

アロンソ2回目の走行中の残り13時間40分、コーション後のリスタートで2台を抜き去り5番手までポジション上げるも、ブレーキトラブルで30分近くガレージイン。23号車は戦線離脱を強いられた。50%消化時点では、キャデラック2台とアキュラ2台がトップ4争いを繰り広げていたが、その後アクシデントが2台を襲った。

アキュラ・ペンスキーの7号車（エリオ・カストロネベス、リッキー・テイラー、グラハム・レイホール）とウェーレン・キャデラックの31号車（フェリペ・ナッセ、エリック・カラン、マイク・コンウェイ、スチュアート・ミドルトン）が接触、31号車は大事を逃れたものの、7号車はピットインを強いられトップ争いから脱落した。

放送は全て英語。日本語の解説が提供されるJ SPORTS3の視聴には、スカパーやひかりTVとの契約が必要となる。

レースはマスタング・サンプリングのキャデラック5号車（ジョアン・バルボーザ、フェリペ・アボークァキ、クリスチャン・フィッティパルディ）が総合トップでチェッカーを受け優勝、キャデラック勢として2連覇を果たした。アロンソの駆ったユナイテッド・オートスポーツ23号車（アロンソ、フィル・ハンソン、ランド・ノリス）は、プロトタイプクラス13位、総合38位に終わった。

2018年 デイトナ24時間レース結果