堅実なレースペースを示していたトロ・ロッソのカルロス・サインツは、レース終盤にパワーユニットの電気系統トラブルによってリタイヤを喫した。レースを終えたサインツは「ペースが良かっただけにガッカリにも程がある」とコメント、早々に次のレースが行われる日本へと飛ぶ予定である事を明らかにした。第16戦F1日本GPは、マレーシアの翌週末に開催される。
チーム代表のフランツ・トストは「カルロスには速さがあったし、戦略にも手応えがあったため、入賞も可能だったのでは」と語り、ポイント獲得のチャンスを失った悔しさを表した。
F1マレーシアGP決勝を終えて
カルロス・サインツ決勝: リタイヤ, グリッド: 14位
リタイヤした事を除けば、全体としてポジティブな一日だったし、予選よりもかなりペースが良かったよ。トロ・ロッソは決勝では幾らか速さを増す傾向があるんだよね。入賞も射程圏内だったけど、残念なことにレース終盤で電気系統のトラブルが出ちゃってリタイヤせざるを得なかったんだ。問題が発生するまではマシンはかなり良かったから、余計にガッカリさ。
ポジティブなのは1週間後にまたレースができるって事だね。今夜すぐに日本に飛ぶ予定なんだ。早めに”日本モード”になって、シーズンの中でもお気に入りのグランプリを楽しむつもりなんだ！
19回の歴史に幕を下ろしたマレーシアGPのレース詳細については、2017年F1マレーシアGP決勝結果とダイジェストを参照されたい。次戦F1日本GPは、10月6日(金)10時からのフリー走行で幕を開ける。
