サングラスとイヤホンを着用してパドックを歩く小松礼雄(ハース代表)、2026年9月23日(水) F1アゼルバイジャンGPメディアデー(バクー市街地コース)
Courtesy Of Haas

オコン去就揺れるハースF1、2027年シート選考は最終局面。小松礼雄「評価はすべて終了」決断時期を明かす

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エステバン・オコンが2026年限りでハースを離脱する可能性が高まるなか、ハースの小松礼雄代表は9月24日(木)、「今後2~3週間」以内に2027年のドライバーラインナップを最終決定する予定だと明かした。

2026年F1第15戦アゼルバイジャンGPの開幕に先立ち、オコンは「現時点では、来年に向けて間違いなくフリーエージェントだ」と語り、他チームと交渉していることを事実上認めた。後任はフェラーリ育成傘下のラファエル・カマラが最有力候補と見られている。

オコン離脱は未定、ベアマン残留も確約せず

バクーで行われた会見で小松代表は、オコンとの契約を延長できるチーム側のオプションを行使するか否かについて、まだ決定を下していないと説明した。

「どのドライバーの契約にも、年のある時点でオプションを行使するかどうかの期限が設けられています。つまり、我々がそのオプションについてまだ決めていないというだけで、それ自体はかなり前に設定されたものであり、彼の状況は特に変わってはおらず、我々は依然として来年に向けてどうするかを検討しているところです」

2027年にオコンがハースに残留する可能性はあるのかと問われると、小松代表は「はい。先ほど言ったように、まだ何も決めていません」と答えた。

一方、残留が広く見込まれるオリバー・ベアマンについても確約は避け、「チーム内の議論をまだ詰めているところです。それ以上のことは本当にお話しできません」と述べるにとどめた。

談笑するハースのエステバン・オコンとオリバー・ベアマン、2026年9月23日(水) F1アゼルバイジャンGPメディアデー(バクー市街地コース)Courtesy Of Haas

談笑するハースのエステバン・オコンとオリバー・ベアマン、2026年9月23日(水) F1アゼルバイジャンGPメディアデー(バクー市街地コース)

ハースが求めるドライバー像

ハースは今年、複数の候補をテストで評価してきた。FIA-F2選手権でタイトルを争う21歳のブラジル人ドライバー、カマラも、アルガルベ・サーキットで行われた非公開テストに参加した。

昨シーズンのFIA-F2王者レオナルド・フォルナローリに加え、ハースのリザーブドライバーを務めるジャック・ドゥーハンと平川亮もテストを受けている。

もっとも、こうしたテストでは、風や路面温度の変化でラップタイムが大きく変動する。イコールコンディションでの比較が難しいため、単にラップタイムの絶対的な数値だけで速さを測ることはできない。

小松代表はドライバーに求める条件について、「まず何よりも速さが必要です。それは本人の才能であって、我々は速さを教えることはできませんので」と語り、そのうえでチームと働く姿勢も重視すると説明した。

「特に我々のような小規模なチームでは、2人のドライバーがどうチームに溶け込み、どう意欲を高め、どうチームを引っ張っていくかが非常に重要です」

いつ最終決定を下すのかと問われると、小松代表はこう語った。

「近いうちです。今後2~3週間以内です。評価はすべて終えており、あとは結果をまとめて、社内で話し合い、ジーン(チームオーナーのハース)とも話をして、最終決定を下すことになります」

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