
GEN4時代へ変わるフォーミュラEの「顔」、ロゴと中継グラフィック刷新。意匠に潜むFとE
FIAフォーミュラE世界選手権は2026年9月23日(水)、英国ロンドンで新たなブランドデザインを発表した。2026/27年シーズンから導入する次世代マシン「GEN4」に合わせ、ロゴや中継グラフィックを刷新する。速さと接近戦の魅力を視覚的に伝え、若いファンとの接点を広げる狙いだ。
SNSや動画配信、ゲーム、ライブイベント、ファッションなどへの展開も見据え、新たなロゴには、前進する動きとスピードを表現した角張った形状を採用。「F」と「E」の文字を意匠に組み込んだ。書体や配色も見直し、動きを生かした映像表現と組み合わせる。
フォーミュラEの最高マーケティング責任者を務めるエリー・ノーマンは、今回の刷新について、「これまでのブランドは、以前の段階にあったフォーミュラEを表していました。今回の刷新は、私たちがこれから進む方向を的確に反映しています」と説明した。
「私たちは、進歩は心躍るものであるべきだと考えています。レースの未来がどうなるかを想像してもらう段階は、もう過ぎました。私たちは、その姿を実際に示しています」
中継グラフィックでは、マシンが高速で競り合う場面での視認性を重視した。スマートフォンの画面でもレースの躍動感を伝えられるよう中継全体のデザインを刷新する。
Courtesy Of Formula E
パスカル・ウェアライン(ポルシェ)とレース中の速度や順位、ピットブーストなどを表示するフォーミュラEの新たな中継グラフィック
GEN4の最大出力は、従来型のGEN3 Evoの350kWから600kWへと増加する。通常のレース出力も300kWから450kWに引き上げられ、常時4輪駆動を採用する。
2026/27年シーズンには、新たなレース形式も導入される。2レースを行う週末には、高ダウンフォース仕様のエアロパッケージを使う30分間のスプリント「E-Prix Unleashed」と、低ダウンフォース仕様で走る45分間の「E-Prix」を組み合わせる。