「アロンソのインディ500参戦は100回目のメモリアル大会に匹敵する程の価値」とインディーカー王者
2016年のインディーカー王者であるシモン・パジェノーは、二度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソのインディ500参戦には、昨年のメモリアル大会に匹敵する程の価値があると考えている。1911年に初めて開催さたインディ500は、昨年記念すべき100回目の開催を迎え全てのチケットが完売、30万人以上がサーキットで観戦した。
アロンソは、大手自動車メーカーのホンダがF1エンジンを供給しているマクラーレン・ホンダのレースドライバーを務めているが、101回目の開催となるインディアナポリス500にアンドレッティ・オートスポーツから参戦する事が決定している。同日行われるF1モナコGPを欠席、その代役はジェンソン・バトンが務める。
「アロンソが来ることで、例年以上に世界全体がインディ500を見守ることになるだろう。100回目の開催となった去年のように素晴らしいイベントになるんじゃないかな」とパジェノー。日本時間29日(月)深夜1:19にスタートするインディ500の決勝には、今年もまた30万人を超える観客が観戦に足を運ぶものと予想されている。5月3日に行われたアロンソのインディーカー・プライベートテストのFacebook生配信の視聴回数は200万回オーバーを記録。F1通算32勝を挙げているアロンソは、246万人のTwitterフォロワーを抱えている。
16日深夜に幕を開けた101回目のインディ500の初日、アロンソは19番手でプラクティス走行を終え、上々の滑り出しをみせた。2週間に及ぶイベントの詳細については、2017年インディ500開催日程を参照されたい。