
同士討ちのマクラーレン勢ら9名に召喚状…F1シンガポールGP、波乱のスプリントは終わらない
2026年F1第17戦シンガポールGPのスプリントで最終周に接触したマクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリを含む9名のドライバーが、レース後にスチュワードから召喚された。
マクラーレン同士討ち、ノリス「完全に並んでいた」
マリーナベイ市街地コースでのスプリント最終周、2台は3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)を追っていた。
5番手を走行していたノリスがイン側に飛び込み、左フロントがアウト側のピアストリの右リアに接触。ピアストリはアウト側のバリアに衝突してリタイヤした。ノリスは走行を続け、8位でフィニッシュした。
両ドライバーはチーム代表者とともに、現地時間19時45分からの聴取でスチュワードに事情を説明する。
「ごめん。でも、もちろん、こんなこと望んじゃいなかった。でも完全に並んでいたと思った。エイペックスでスペースがなくなっただけで、僕はそこにいた」とノリスは無線で説明した。
レース後、あの場所で追い抜きを仕掛ける判断は妥当だったかと問われると、「もちろん。そうじゃなきゃ、仕掛けていない」と答えた。
一方、ピアストリは接触について、「僕の立場からすれば、スプリントで4位と5位を争っていたわけだから、どちらに転んでもそこまで気にしていない。ただ当然、今は2台とも直さなければならないから、チームにかなりの作業を強いることになってしまった」と振り返った。
ストロール対ペレスなど、他4件の接触・違反も審議
ランス・ストロール(アストンマーティン・ホンダ)とセルジオ・ペレス(キャデラック)のターン16での接触も調査される。こちらは現地時間19時から聴取が行われる。
アレックス・アルボン(ウィリアムズ)、ガブリエル・ボルトレート(アウディ)、バルテリ・ボッタス(キャデラック)がターン16で接触した件では、3名に現地時間19時30分の出頭が命じられた。
スチュワードによれば、アルボンはボルトレートとの接触を、ボッタスはアルボンとの接触を引き起こした疑いがあるという。
アーヴィッド・リンブラッド(レーシング・ブルズ)は、セーフティーカー(SC)ラップ中のスピン後に、ターン5付近のコースを逆走したとして調査を受ける。こちらは現地時間19時15分から聴取が行われる。
また、オリバー・ベアマン(ハース)も、「不必要に低速」で走行した疑いがあるとして調査の対象となった。