“ダウングレード版W17”でラッセル最速発進、アロンソはSQ2進出を視野 / F1シンガポールGP 2026《FP1》結果と詳報

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2026年F1第17戦シンガポールGPのフリー走行1回目(FP1)が10月9日(金)、マリーナベイ市街地コースで行われ、ダウングレードされたW17をドライブするジョージ・ラッセル(メルセデス)が1分32秒274を記録。週末唯一のプラクティスでタイムシートのトップに立った。

メルセデスは、マレーシアで行われた前戦バーレーンGPで投入したアップグレードをさらに評価すべく、週末を通じて2台で新旧パッケージを比較する。ラッセルは旧仕様に戻し、アンドレア・キミ・アントネッリは最新パッケージを継続使用する。

さらに、アントネッリのマシンには新たなフロントウイングが追加されたが、FP1では7番手にとどまり、直前の6番手につけたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)から0.519秒も遅れた。

ただし、ラッセルを含むトップ5および最後尾に並んだキャデラックの2台はソフトタイヤでベストタイムを記録。その他はミディアムタイヤでアタックしたため、順位やタイム差を、そのままマシンの競争力や優劣に結び付けることはできない。

トップ5にフェラーリとマクラーレン

ラッセルの後方にはフェラーリとマクラーレンが交互に並んだ。

フェラーリ勢はシャルル・ルクレールが首位から0.198秒差の2番手、ルイス・ハミルトンが0.499秒差の4番手につけた。マクラーレン勢はランド・ノリスが3番手、オスカー・ピアストリが5番手に入った。

なおマクラーレンは、シンガポールの高温多湿コンディションに対応するため、フロントのブレーキダクトに冷却性能を引き上げる変更を施した。

フェルスタッペンがミディアム勢最上位

前戦で今季初優勝を挙げたフェルスタッペンは、ミディアムタイヤ勢の中で最上位となる6番手を記録した。一方で無線の不調を抱え、セッションの折り返し前にガレージへ戻り、一時マシンを降りる場面もあった。

チームメイトのアイザック・ハジャーは8番手。走行中には「ブレーキング時の底付きがひどすぎる。自信を持ってプッシュできない。それに、スロットルもすごく滑りやすい!」と不満を訴えた。

レッドブルは新型フロントウイングを投入したほか、リアホイール周辺の空力パーツを見直し、シンガポールの条件に合わせて冷却性能も引き上げた。

アロンソ14番手、アウディは停止でVSC

前戦で今季3度目の入賞を果たしたアストンマーティン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソが14番手、ランス・ストロールが20番手だった。アロンソはチームメイトを0.773秒も上回り、続くスプリント予選でのSQ2進出を視野に入れる位置につけた。

中団では、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が9番手に入り、リアム・ローソン(レーシング・ブルズ)が10番手に続いた。ガスリーのチームメイト、フランコ・コラピントは19番手に沈んだ。

ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)は残り20分、ギアボックスの異常を訴え、コースからピット出口付近に移動して停止。このため、バーチャル・セーフティーカー(VSC)が導入された。周回数は16周にとどまった。

アウディ製F1パワーユニット(PU)は高温条件を弱点としており、チームメイトのガブリエル・ボルトレートも16番手と、中団上位争いから遅れを取った。

キャデラックはセルジオ・ペレスが21番手、バルテリ・ボッタスが22番手。ソフトタイヤでアタックしたものの、2台とも最後尾に並んだ。


スプリント予選は日本時間10月9日(金)21時30分から1時間の日程で開催される。セッションの模様はフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

2026年F1第17戦シンガポールGPフリー走行1(FP1)リザルト

PosNoDriverTeamTimeGapLaps
163ジョージ・ラッセルメルセデス1:32.2740.00028
216シャルル・ルクレールフェラーリ1:32.4720.19826
31ランド・ノリスマクラーレン・メルセデス1:32.5470.27324
444ルイス・ハミルトンフェラーリ1:32.7730.49926
581オスカー・ピアストリマクラーレン・メルセデス1:32.8380.56427
63マックス・フェルスタッペンレッドブル1:33.0060.73222
712アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1:33.5251.25128
86アイザック・ハジャーレッドブル1:33.7231.44927
910ピエール・ガスリーアルピーヌ・メルセデス1:34.0381.76426
1030リアム・ローソンレーシングブルズ・RBPT1:34.1551.88125
1187オリバー・ベアマンハース・フェラーリ1:34.3312.05729
1241アーヴィッド・リンブラッドレーシングブルズ・RBPT1:34.4762.20227
1331エステバン・オコンハース・フェラーリ1:34.4812.20725
1414フェルナンド・アロンソアストンマーティン・ホンダ1:34.4952.22127
1555カルロス・サインツウィリアムズ・メルセデス1:34.6512.37731
165ガブリエル・ボルトレートアウディ1:34.7362.46225
1723アレックス・アルボンウィリアムズ・メルセデス1:34.8052.53130
1827ニコ・ヒュルケンベルグアウディ1:34.8842.61016
1943フランコ・コラピントアルピーヌ・メルセデス1:34.9832.70927
2018ランス・ストロールアストンマーティン・ホンダ1:35.2682.99426
2111セルジオ・ペレスキャデラック・フェラーリ1:35.2993.02521
2277バルテリ・ボッタスキャデラック・フェラーリ1:35.6203.34625

コンディション

天気晴れ
気温33℃
路面温度50℃

セッション概要

グランプリ名 F1シンガポールGP
セッション種別 フリー走行1
セッション開始日時

サーキット

名称 マリーナベイ市街地コース
設立 2008年
全長 4940m
コーナー数 19
周回方向 反時計回り

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