チームオーダー騒動後、レーシング・ブルズがリンブラッドに指示順守を念押し。ローソン明かす

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リアム・ローソン(レーシング・ブルズ)によると、チームオーダーをめぐる確執が生じた前戦オーストリアGPの決勝を経て、アーヴィッド・リンブラッドはピットウォールからの指示に従うようチームから念押しされたという。

レッドブル・リンクでのレース中、リンブラッドはブレーキ温度管理の必要性を背景に、「ポジションを維持せよ」との指示を受けていた。だがその直後、チームの指示を守ってブレーキの温度管理に取り組んでいたローソンをオーバーテイクした。

「リンブラッドに攻撃されることはない」とチームから伝えられていたローソンは、約束が反故にされたと感じ、放送禁止用語を交えて無線で「もう二度と聞くもんか」と苛立ちをぶつけた。

結果的にローソンは、リンブラッドの前でレースをフィニッシュしたものの、レース後のクールダウンラップでは、チーム代表のアラン・パーメインが事態の沈静化を図る場面もあった。パーメインは無線で「冷静に。いいか? こっちで解決する。心配するな。落ち着け」とローソンに呼びかけた。

パドックに到着するリアム・ローソン(レーシング・ブルズ)、2026年7月2日(木) F1イギリスGPメディアデー(シルバーストン・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

パドックに到着するリアム・ローソン(レーシング・ブルズ)、2026年7月2日(木) F1イギリスGPメディアデー(シルバーストン・サーキット)

オーストラリアのモータースポーツ専門メディア『Speedcafe』によると、レース後のデブリーフィングでチームの指示に従うようリンブラッドに念押しがあったのかと問われると、ローソンは「そうだ」と答えた。

「正直、僕自身にはあまり関係のないことだったし、僕としてはレース中に自分のポジションを取り戻して解決したことだから、レースが終わる頃には気にしていなかった」

「大きな組織やチームに所属している以上、それはF1においては当然のことだ。だから僕はレースで自分の役割を果たそうとしただけで、それは僕というよりも、彼ら同士の問題だった」

ローソンは、今回の一件を受けて自身のアプローチを変えるつもりはないとする一方、今後リンブラッドの近くを走行する場合には、「これまでよりもっと注意を払うようになるかもしれない」と認めた。

この一件は大きな話題を呼んだが、当のリンブラッドはイギリスGPのメディアデーで質問に答え、「正直、ソーシャルメディアはあまり見ていないし、そういう類のことはフォローしていなかった。レース後に話し合って、今はすべて解決した。今週末のレースを楽しみにしている」と語り、気にした素振りを見せなかった。