
フェルスタッペン、体調不良で118周走破も「やるべきことは山積み」新PUに慎重評価
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、カタロニア・サーキットで行われたF1バルセロナ・シェイクダウンを終え、チーム初の自社製パワーユニット「レッドブル・フォード・パワートレインズ」について、「まだやるべき作業はかなり残っている」と語った。
レギュレーションが刷新される2026年のF1シーズン開幕に向け、バルセロナで5日間にわたって行われた非公開テストは、1月30日に全日程を終えた。
全11チームに最大3日間の走行枠が割り当てられる中、フォードの支援を受け、自社製PUで初のシーズンを迎えるという極めて困難な挑戦に踏み出したレッドブルとフェルスタッペンは、最悪のシナリオを回避しつつも、試練に直面することとなった。
限られた走行機会の中で迎えた最終日
Courtesy Of Red Bull Content Pool
カタロニア・サーキットでRB22をドライブするマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、2026年1月30日(金) F1シェイクダウン5日目(カタロニア・サーキット) (2)
フェルスタッペンが今回のバルセロナで本格的に走行できたのは、最終金曜日になってからだった。初日はチームメイトのアイザック・ハジャーに走行枠を譲り、2日目の午前は路面コンディションの影響で走行が制限された。
さらに同日の午後にはハジャーがクラッシュ。この影響でチームは修復作業を余儀なくされ、以降の走行を見送る判断を下した。
最終日にようやく本格的なプログラムに取り組んだフェルスタッペンは、118周を走破。一定の信頼性を確認してテストを締めくくった。
体調不良を抱えながら語ったPUの現状
セッション終了後のインタビューに応じたフェルスタッペンの声は明らかにかすれており、表情も冴えなかった。途中で咳き込む場面もあり、体調を崩していたことを認めた。
自社製PUについての「収穫」を問われると、「まだ作業の途中だけど、立ち上がりとしてはかなり順調だと思う」と前置きしつつ、「もちろん、まだやるべき作業はかなり残っている」と答えた。
また、テスト全体を振り返り、「新しいエンジンでこれだけの周回数をこなせたのは前向きだし、良いスタートだと思う。ただ、まだ始まったばかりだ」とも語った。
今回のバルセロナでの走行はレッドブルにとって、完璧とは言えないまでも、新PUの堅実な信頼性と課題の双方が浮き彫りとなる5日間となったようだ。
Courtesy Of Red Bull Content Pool
カタロニア・サーキットでRB22をドライブするマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、2026年1月30日(金) F1シェイクダウン5日目(カタロニア・サーキット) (1)