
角田裕毅、レッドブル最終戦初日に暗雲「シーズン最悪レベル」と困惑…フェルスタッペンに0.857秒の大差で17番手
角田裕毅にとってレッドブル・レーシングでのラストレースとなる2025年F1最終戦アブダビGPの初日は、あまりに不可解かつ、非常に厳しい内容になった。
FP1でアーヴィッド・リンブラッドにクルマを譲った角田は、フリー走行2回目(FP2)で週末最初の走行に臨んだものの、60分間を通してマシンに手を焼き続けた。
序盤のミディアムタイヤではチームメイトのマックス・フェルスタッペンから0.616秒遅れ、ソフトタイヤでのアタックではその差が0.857秒に広がった。
FP1をルーキーに譲った他のドライバーたちも例外なくチームメイトに遅れを取ったが、角田が感じた違和感は、”走行不足”だけで片付けられるレベルを超えていたようだ。
Courtesy Of Red Bull Content Pool
ヤス・マリーナ・サーキットの最終コーナーを立ち上がる角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年12月5日F1アブダビGP FP2
セッションを終えた角田は、困惑した様子で現状を語った。
「正直、こんなふうになるとは思っていませんでした。かなり厳しかったです。ギャップが大きすぎます。正直、何が起きているのか分かりません。理由を突き止める必要があります」
角田の言葉通り、フェルスタッペンとの差は非常に大きく、マシンの挙動も安定を欠いていた。
「このギャップはシーズンの中でも最悪レベルのように思います」
クルマの感触について問われると、角田は深刻なグリップ不足に陥っていたことを明かした。
「感触は良くなかったです。正直、クルマは終始、滑り続ける状況でした。なので、原因を突き止めなければなりません。でも、…これはあまり良くない状況ですね」
予選と決勝に向けて、残された時間は多くない。レッドブルでの有終の美を飾るため、チームと角田は夜を徹して原因究明にあたることになる。
Courtesy Of Red Bull Content Pool
フリー走行を前にファンからのサインの求めに応じる角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年12月5日(金) F1アブダビGPフリー走行2(ヤス・マリーナ・サーキット)
2025年F1アブダビGPの初日FP2をトップで締め括ったのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を0.363秒で退けた。3番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続く結果となった。
FP3は日本時間12月6日(土)19時30分から、公式予選は同23時から1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。