
F1オランダGP:苦境アイザック・ハジャー、ERS異常を経て降格リーチ
レーシング・ブルズは2025年F1第15戦オランダGPの2日目に向け、アイザック・ハジャーの6号車VCARB 02のパワーユニット(PU)を交換した。その結果、年間割り当て基数の上限に達し、降格ペナルティ目前の状況となった。
FP1でPU周辺のセンサーに問題が生じたため、チームは予防措置としてFP2に向け、すでに開封済みの別のPUに交換した。だがコースイン直後にERS(エネルギー回生システム)系統の異常が確認され、ハジャーはわずか1周でセッション終了を余儀なくされた。
角田裕毅のかつてのレースエンジニアで、現在チーフ・レースエンジニアを務めるマッティア・スピーニは「センサーの数値に異常が見られたため、クルマを止めるよう指示した」と説明した。
ハジャーも「明日までに問題がすべて解決すると良いんだけど」と語り、トラブル解消を願った。
調査の結果、センサー自体に問題があったわけではなく、実際に異常が確認されたようで、チームは土曜のFP3に向け、年間上限に該当する今季4基目となるICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを開封。さらに6基目のエキゾーストに交換した。
シーズン10戦を残す現段階で、4基目のICEを未開封のドライバーは以下の6名に限られる。そのうち3名はフェラーリ製PUユーザーだ。
- マックス・フェルスタッペン(ホンダ)
- ピエール・ガスリー(ルノー)
- アレックス・アルボン(メルセデス)
- エステバン・オコン(フェラーリ)
- ニコ・ヒュルケンベルグ(フェラーリ)
- ガブリエル・ボルトレート(フェラーリ)