2024年F1カタールGP《SP予選》ハイライト動画:ノリスが圧倒ポール、角田裕毅は苛立ちのSQ1敗退
2024年のFIA-F1世界選手権第23戦カタールGPのスプリント予選(旧シュートアウト)では、コンストラクターズ選手権制覇に王手をかけるマクラーレンが1-3グリッドを確保した。
逆転のコンストラクターズタイトルを狙うフェラーリ勢は、カルロス・サインツが最後のアタックで4番手に滑り込み、シャルル・ルクレールが5番手で続いた。
17番手でSQ1敗退に終わった角田裕毅(RB)は、走行戦略を巡りチームに対してフラストレーションをあらわにした。
スプリント予選:ハイライト動画
角田裕毅はチェッカー直前に最終ラップを開始し、最初の2セクターで自己ベストを更新するも、最終セクターで失速。SQ2進出まで0.017秒差の17番手で敗退した。
一方、チームメイトのリアム・ローソンはギリギリながらも最終ラウンドに進出。10番手でセッションを終え、スプリントレースに向けて上位進出の足掛かりを築いた。
ランド・ノリス(マクラーレン)に2回のアタックは不要だった。SQ3の最初のアタックで1分21秒012の圧倒タイムを刻むと、これ以上の計測ラップは必要ないと判断し、チェッカーを前に早々とピットに戻った。
チームメイトのオスカー・ピアストリは最初のラップで暫定2番手につけたが、メルセデスのジョージ・ラッセルが最終ラップでこれを0.096秒上回り、マクラーレンのフロントロー独占を阻止した。
FP1:ハイライト動画
周囲の砂漠から運び込まれた砂の影響で、セッションは低グリップコンディションでスタートしたが、セッションが進むにつれて路面にラバーが乗り始めると、タイムが大幅に改善した。
スプリント予選とは対照的に、タイムシートのトップに立ったのはフェラーリだった。ルクレールはノリスに0.425秒、ピアストリに0.472秒の大差をつけた。
スプリントは日本時間11月30日(土)23時から、公式予選は同27時から1時間に渡ってロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される。DAZNとフジテレビNEXTが生配信・生中継する。