Courtesy Of Red Bull Content Pool
F1カタールGPスプリント予選:角田裕毅を含む17名が違反疑惑で調査対象に
11月29日(金)に行われた2024 F1第23戦カタールGPのスプリント予選では、角田裕毅を含む計17名のドライバーがセッション後にスチュワードの調査を受けた。
問題視されたのは、1分40秒0に設定された最大デルタタイムを遵守しなかったためで、レースディレクターのイベントノートに違反した疑いが持たれたためだった。
調査の対象外とされたのは、フェルナンド・アロンソ、エステバン・オコン、ニコ・ヒュルケンベルグの3名だけで、以下の17名が調査を受けた。
- ケビン・マグヌッセン(SQ1:4・6周目)
- ランス・ストロール(SQ1:4・6周目 / SQ2:12周目)
- バルテリ・ボッタス(SQ1:4・7周目)
- カルロス・サインツ(SQ1:4周目)
- シャルル・ルクレール(SQ1:4周目 / SQ2:13周目)
- アレックス・アルボン(SQ1:4・7周目 / SQ2:12周目)
- マックス・フェルスタッペン(SQ1:4周目)
- ピエール・ガスリー(SQ1:4・6周目)
- セルジオ・ペレス(SQ1:4周目)
- ランド・ノリス(SQ1:4周目)
- リアム・ローソン(SQ1:4・6周目 / SQ2:11・13周目)
- オスカー・ピアストリ(SQ1:4・6周目 / SQ2:10周目)
- ジョージ・ラッセル(SQ1:4・6周目 / SQ2:11周目)
- 角田裕毅(SQ1:6周目)
- フランコ・コラピント(SQ1:4・6・7周目)
- ルイス・ハミルトン(SQ1:4・6周目 / SQ2:12周目 / SQ3:18周目)
- 周冠宇(SQ1:4・7周目)
ロサイル・インターナショナル・サーキットはコース特性上、トラフィックが問題になる傾向がある。「不必要に低速で走行」した場合、ペナルティの対象となるが、デレク・ワーウィックを含む4名の競技審判団は上記のケース全てを不問とした。
スチュワードはマーシャリング/ポジショニングデータ、無線内容、タイミングデータ、オンボードカメラ及びCCTVカメラの映像を検証した。
その結果、すべてのケースでドライバー達は他車を妨害しないよう適切な行動を取り、後続車に道を譲る際にも必要な範囲で減速していたことが確認された。
2022年のスペインGPでは、今回を超える18名のドライバーが最小ラップタイムより遅く走行し、うち2名が警告処分を受けた。