リアム・ローソン、入賞圏内スタートも「厳しいスプリントになるのは間違いない」
2024年のF1サンパウロGPスプリントを入賞圏内8番グリッドからスタートするリアム・ローソン(RB)は、FP1のロングランで苦戦したことを理由に「厳しいレース」になるとの見方を示した。
金曜のブラジルでのRBは、ミスがないにも拘らず角田裕毅がSQ1敗退を喫する悪い意味でのサプライズがありながらも、ローソンが復帰以来の好調をキープし、ポイント圏内最後の一枠、8番グリッドを持ち帰った。
「本当に嬉しい。良いステップを踏めた。スプリントとは言え、こうしてQ3に戻ってこれたのは復帰以来、初めてだし、ポジティブだ」とローソンは振り返った。
「今朝のセッションから上手く前進できた。コースコンディションは誰にとっても本当に難しかったと思うし、誰もがかなりの改善を果たしたと思うから、チームの功績を称えたい」
「施した変更は上手くいったし、チーム一丸となって懸命に取り組んでくれた。本当に満足だ」
レーシング・ディレクターを務めるアラン・パーメインは「リアムにとっては本当に良い1日になった。SQ3進出を祝福したい」と語った。
背後のグリッドにはアレックス・アルボン(ウィリアムズ)と、コンストラクターズ選手権6位を争うハースのオリバー・ベアマンが控えている。
スプリントでのポイント獲得の見通しについてローソンは、「ギリギリのところにいると思う。正直、ソフトタイヤでのこととは言え、朝のロングランでは苦戦したしね」と慎重な姿勢を見せた。
「どうなるかは分からないけど、同時に何だって起こり得ると思う。もちろん全力を尽くすつもりだけど、厳しいレースになるのは間違いないだろうね」
2024年F1サンパウロGPのスプリント予選では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が0.029秒差という僅差で僚友ランド・ノリスを下してポールポジションを獲得した。
スプリントは日本時間11月2日(土)23時から、公式予選は同27時から1時間に渡ってインテルラゴス・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。