パドックに立つバルテリ・ボッタス(ザウバー)、2024年10月24日F1メキシコGP
Courtesy Of Sauber Motorsport AG

バルテリ・ボッタス、2025年メルセデスF1復帰も視野…未だ決まらぬザウバーの残りのシート

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バルテリ・ボッタスは、2025年に向けてザウバーのF1レースシートを失った場合に備えて、リザーブ・ドライバーとして古巣メルセデスに復帰することを検討するつもりだと認めた。

RBとザウバーの2チームを除くシートは2025年に向けて既に埋まっている。RBのシートはリアム・ローソン、あるいはレッドブル育成ドライバーが手にする可能性が高く、ボッタスが13シーズン目を迎えられるかどうかはザウバーの手に懸かっている。

パドックでは、ボッタスが2025年のリザーブ・ドライバーとしてメルセデスと交渉を進めているという噂が上がっていた。

F1第20戦メキシコGPの開幕に先立ちボッタスは、「最優先事項はレーシングドライバーとして留まることだ。それが僕の希望だし、そうなるように努力している」と語った。

「ただ、まだ契約書にサインしてはいないし、今はもう10月だから、あらゆる選択肢を検討しなきゃならない。その中には、メルセデス・ファミリーに戻るという選択肢も含まれている」

「間違いなく、それも選択肢の一つだし、検討することになるけど…他にも選択肢はある。最優先事項はF1のレーシングドライバーであり続けることだ」

35歳のフィンランド人ドライバーは、2017年から2021年にかけてメルセデスでルイス・ハミルトンと共に戦い、10勝を挙げた後、2022年にザウバーに移籍した。

控えベンチに座る可能性を認める一方でボッタスは、「契約内容や条件についてはほとんど合意しているし、あとは彼らの判断次第といったところだ」と述べ、ザウバーとの交渉は順調であると説明し、マッティア・ビノットCEOとは「ほとんど毎日、連絡を取り合っている」と明かした。

ボッタスのライバルには、ビノットが話し合いの事実を認めた元ハースF1ドライバーのミック・シューマッハや、シーズン途中での参戦にも拘わらず、ローガン・サージェントの後任として4戦で2回のポイント獲得を果たしたフランコ・コラピント(ウィリアムズ)がいる。

ニコ・ヒュルケンベルグの来季チームメイトについてザウバーは、11月中旬までに決定するとしている。

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