Courtesy Of Sauber Motorsport AG
ザウバーF1、アウディ化に向け元メルセデスのシュトレーンツを起用、バティストンをCCOに任命
ザウバー・モータースポーツAGは2026年のアウディF1ワークスチーム化に向け、シュテファン・シュトレーンツ(Stefan Strähnz)をプログラムディレクターに、ステファノ・バティストン(Stefano Battiston)を最高商業責任者(CCO)に任命した。
シュトレーンツはトヨタ、BAR、ルノー、ロータス、メルセデスでF1キャリアを歩み、この間にさまざまなエンジニアリング職務を経験。マネジメント的役割を経て、最終的には業務および組織戦略の策定や実行に携わる上級職を務めてきた。
シュトレーンツの加入についてグループCEOを務めるアンドレアス・ザイドルは「ワークスチーム化に向けてチーム全体の効率化を推進し、財務規制の最適化に貢献してくれるだろう」と語り、その主な役割は「コンセプトからコースへの投入まで、完全に合理化・最適化されたF1マシンプログラムを提供することだ」と付け加えた。
シュトレーンツは2024年10月1日付けでチームに加わる。
マセラティ、IWCシャフハウゼン、アルファロメオF1チームでマーケティング責任者を、アウディF1プロジェクトで商業ディレクターを務めてきたバティストンは今後、CCOとしてマーケティング、ブランド&コンテンツ、パートナーシップ、事業開発、ゲスト体験、CRM、商品販売など、あらゆる商業面を統括する。