RBフォーミュラ1、独ファッションブランド「HUGO」との公式アパレルパートナー契約を発表
ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チームは欧州現地2月9日(金)、ドイツの高級ファッションブランド「HUGO」との新たなパートナーシップ契約を発表した。契約年数は明らかにされていない。
Z世代をターゲットにする「HUGO BOSS」のヤングブランドは新生RBフォーミュラ1の公式アパレルパートナーとして、角田裕毅とダニエル・リカルドが着用するフォーマルウェアやチーム全体のトラベルウェア等のデザインと開発を担当する。
このパートナーシップはコース上での提携に留まらず、ファッション性の高いパフォーマンスウェアやスタイリッシュなファンウェアなど、大胆なスタイルの限定版カプセルコレクションの販売も予定されている。
契約の一環として「HUGO」のロゴが2024年型F1マシン「VCARB 01」やレーシングスーツ、チームウェアに掲げられる。
HUGOについてRBのピーター・バイエルCEOは「スタイルと同義であり、最も質素なものでさえも高い品格のオシャレに高めることができるブランド」であるとして、「長く創造的なパートナーシップ」に期待を示した。
HUGO BOSSのグローバル・マーケティング&ブランド・コミュニケーション担当SVPのナディア・コクニは「F1はソーシャルメディア上で最も急成長しているスポーツのひとつであり、ファン文化に根ざしています。HUGOは世界中のモータースポーツ愛好家という最も多様なオーディエンスとのコミュニティを広げながら、あらゆるチャネルを使いエモーショナルなストーリーテリングを通じてその存在感を増幅させていきます」と語った。
RBへのリブランドに際しては当初、HUGOがタイトルスポンサーに就任するとの噂が流れたが、最終的には米決済大手「Visa」が契約を結び、昨年までアルファタウリと呼ばれていた伊ファエンツァのチームは「ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム」へと名称を変更した。