ジョージ・ラッセル(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2023年5月4日F1マイアミGP
Courtesy Of Mercedes / Red Bull Content Pool

フェルスタッペンとラッセル、バクーでの口論経て言葉交わさずも

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F1アゼルバイジャンGPのスプリントでの口論を巡りジョージ・ラッセル(メルセデス)は、その後マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と何も話し合っていないと明かす一方、既に過去のことだと強調した。

両者はバクー市街地コースの100kmレースで接触。フェルスタッペンの1号車RB19は左サイドポッドに穴が開くダメージを負い、レース後のパルクフェルメで口論する様子が全世界に生中継された。

スプリント後のパルクフェルメで言い争うマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とジョージ・ラッセル(メルセデス)、2023年4月29日F1アゼルバイジャンGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

スプリント後のパルクフェルメで言い争うマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とジョージ・ラッセル(メルセデス)、2023年4月29日F1アゼルバイジャンGP

フェルスタッペンはラッセルを「能なし」「プリンセス・ジョージ」と形容し、ラッセルは怒り散らした現役ワールドチャンピオンを「情けない」と評すなど、互いに非難し合った。

第5戦のためにマイアミ・インターナショナル・オートドロームに姿を見せたラッセルは「僕の方からは誤解を解くような事は何もしていない」と述べ、先週末以来、一言も交わしていないと説明した。

ただその一方で「彼が通り過ぎれば歓迎して挨拶をするし、バッタリ会えば握手を交わすと思う」として「僕にとってはもう終わった事なんだ」と強調した。

「確かに彼に対する僕の見方は変わっていないけど、それでもリスペクトの念を持っているし、素晴らしいドライバーだと思ってる」

「あれはもちろん、その場の勢いでの発言だし、そうだね、、もう終わった事だ」

改めて面と向かって話し合っていないにも関わらず、両者は一件を過去のものとして前に進む考えで一致している。

フェルスタッペンは一件の後のラッセルとの関係について「酷いもんだよ!」と冗談を飛ばした上で、ラッセル同様、何もわだかまりはないと主張した。

「いや、もちろんそんな事はないよ。みんな、あの件について聞きたがるかもしれないけど、全く問題ない」

報道陣の質問に答えるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2023年5月4日F1マイアミGP木曜記者会見にてCourtesy Of Red Bull Content Pool

報道陣の質問に答えるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2023年5月4日F1マイアミGP木曜記者会見にて

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