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千枚のファンの写真がベッテルのF1引退ヘルメットに!慈善オークション、既に1000万円超えの枠も
セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)はF1引退レースとなる11月のアブダビで着用するレーシングヘルメットのスペースをオークション形式でファンに分割販売する。
販売されるのは計1,000スペースで、最低入札額は50ユーロ(約7,342円)に設定されており、5ユーロ単位で増額できる。現時点での最高額は1スペース、70,000ユーロ、日本円にして1,028万円にまで達している。
収益の全ては環境保護を含めた慈善団体に寄付される。ベッテルは「収益の100パーセントは僕の心に近い慈善プロジェクトに使われる」と説明した。
コロナを機に自らの人生観を見つめ直した4度のF1ワールドチャンピオンは近年、LGBTQの権利を支持し、気候変動や平等、野生動物などの諸問題について積極的な発言を繰り返している。
落札者にはヘルメットへの写真掲載権が与えられるほか、WEBサイト上の特設ギャラリーで紹介され、キャンペーン終了後にはメールを通して「FINAL LAP証明書」が送られる。
「THE FINAL LAP TOGETHER」と名付けられた本慈善オークションは特設サイトを通じて、中央ヨーロッパ時間の2022年11月11日5時、日本時間11日13時50分まで行われる。