アルファロメオF1チームの2022年型F1マシン「C42」 (4)
Courtesy Of Alfa Romeo Racing

アウディF1参戦発表の傍ら、アルファロメオがザウバーとの提携終了をアナウンス

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アウディがF1ベルギーGPの舞台、スパ・フランコルシャンで2026年からのF1参戦を発表した直後、アルファロメオは2023年末までにザウバー・モータースポーツとのパートナーシップを終了すると発表した。

アルファロメオは長期計画の下、2017年にスイス・ヒンウィルのチームとの提携を発表。2018年より「アルファロメオ・ザウバーF1チーム」のエントリーでF1に復帰した。

シーズン前半戦のパフォーマンス、マーケティング、チームとの協力関係において有望な結果を得たことから、今年7月には2023年もザウバーとの提携を継続すると発表。だが、来年を以て関係に終止符が打たれる事となった。

アウディは8月26日(金)の記者会見の中で、提携先チームについては2022年シーズン中に決定するとして明らかにしなかったが、それがザウバーである事は公然の秘密だ。

アウディは参戦発表に際して自らを「パワーユニット・サプライヤー」とは称してはいない。発表されたのは2026年からのF1参戦と、2026年以降のPU開発及び製造を行うという事だけだ。現実にはワークス参戦がほぼ確実と見られる。

ドイツのプレミアブランドはザウバーの株式を2023年より25%ずつ3回に分けて取得する計画で、残りの25%は現オーナーのフィン・ラウジングが保持するものと見られており、これは年内にも発表される見通しだ。

現パワーユニット・サプライヤーのフェラーリとの交渉次第とはなるだろうが、アルファロメオとの提携終了はサウバーにとって、2026年のアウディ参戦に先立ち、2024年と2025年の2シーズンに渡ってアウディ・ブランドの先行掲載が可能である事を意味する。

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