ロバート・クビサ、LMP2ハイクラス・レーシングからWEC最終2戦に参戦
アルファロメオ・レーシングのリザーブドライバーを務めるロバート・クビサがハイクラス・レーシングから2021年FIA世界耐久選手権(WEC)最終2戦に参戦する事になった。
36歳のポーランド人ドライバーは、10月30日にバーレーンで開催される6時間レースと11月6日に開催される8時間レースで、ヤン・マグヌッセンに代わってアンダース・フィヨルドバッハとデニス・アンダーソンと共にオレカ07ギブソンをドライブする。
クビサは今年1月に開催されたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕デイトナ24時間でデンマークを本拠とするハイクラス・レーシングからLMP2デビューを果たしたものの、ギアボックストラブルでリタイヤを余儀なくされた。
ル・マン24時間レースにはチームWRTから参戦。ルイ・デレトラズとイーフェイ・イェと共に41号車オレカ07・ギブソンを駆り、ファイナルラップまでクラストップを争っていたが、センサーのトラブルにより僚友31号車に勝利を譲る事となった。
なお、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズではデレトラズ、イェと共に第5戦スパで今季3勝目を挙げ、最終戦を待たずにチャンピオンを獲得した。
「ELMS選手権とル・マン参戦を経て、ハイクラス・レーシングからバーレーンで開催されるWECの最終2戦に参加できる事になり嬉しく思っている」とクビサ。
「チームの事も、チームメイトのアンダースやデニスの事もよく知っているから、楽しみつつもできるだけ良い結果を残せるように頑張るつもりだ」
WEC第5戦バーレーン6時間レースは10月30日(土)に、WECシーズンファイナルのバーレーン8時間レースは翌週末の11月6日(土)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される。なお最終8時間はF1第18戦メキシコGPと日程がバッティングしている。