アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、AT02の鬼門と見られていた低速のモンテカルロ市街地コースでの初日セッションで4番手と7番手タイムを刻んだ。

今季型F1マシン「AT02」はポルトガルGPで低速コーナーでの弱さを露呈。ガスリーは前戦スペインGPを前に、カレンダーの中で最も遅いモナコやアゼルバイジャンでの苦戦を懸念していたが、今のところは杞憂に終わっているように見える。土曜以降や如何に。

本当に良い1日になった

ピエール・ガスリーFP2: 7位, FP1: 4位

本当に良い1日になったと思う。ペースは良かったし、モナコとしては力強いスタートを切る事ができたからね。自信を以てクルマをハードにプッシュできたよ。

トップ10で終える事ができたし、午後のセッションにも満足さ。でもクルマに関しては色々大変だったから、明日はチームの皆と仕事に取り組んで、苦戦しているエリアを改善できればって思ってる。それでも概ね満足だ。

モナコはグリップという点でかなり独特だし、路面は全面的にすごくバンピーだから、ここで上手くやるためにはパッケージを最大限に活かせる部分を見つけ出す必要がある。

ベースラインは良好だから予選に向けて更に改善させていきたい。この手の市街地コースでは予選が決定的に重要だからね。

ポールポジションが獲得できるのであればそれに越した事はないけど、客観的に見て、Q3に進出できれば良い結果だと思う。その上でトップ5の近くで予選を終えられればなお良いけど、8番手以内に入れればかなり良いって言えるんじゃないかな。

初日をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール。2番手にはカルロス・サインツが続きフェラーリがタイムシート最上部を占拠した。3番手はルイス・ハミルトン（メルセデス）という結果となった。

F1モナコグランプリ3回目のフリー走行は休息日の金曜を経て、日本時間5月22日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってモンテカルロ市街地コースで開催される。

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