ヘルメットを手に取るレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス、2021年5月20日F1モナコGPフリー走行にて
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セルジオ・ペレス、最速発進もFP2で8番手…後退の原因はセットアップか「変更が裏目に出たかも」

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2021 F1第5戦モナコGP初日プラクティスを終えたレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、FP2に向けて施したセットアップ変更が悪い方向に進んだ可能性があるとの認識を示した。

オープニング・セッションで自身今季初となるタイムシートのトップに立ったペレスだが、午後のFP2では最速を刻んだシャルル・ルクレール(フェラーリ)から1.024秒遅れの8番手に留まった。

ペレスと同じ様にチームメイトのマックス・フェルスタッペンもまた、セットアップに問題があると不満を訴え「今季これまでで最も難しい週末」との厳しい評価を下しているが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは状況の改善を楽観的している。

順位 ドライバー チーム タイム
6 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:12.379 +0.695 24
7 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:12.498 +0.814 28
8 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 1:12.708 +1.024 24
9 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ・フェラーリ 1:12.746 +1.062 28
10 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 1:12.982 +1.298 26

セットアップ変更が裏目に出たかも

セルジオ・ペレスFP2: 8位, FP1: 1位

昨年はここでレースができなかったから、またモナコで走れて本当に嬉しい。とても素晴らしいコースだから凄く楽しめている。

FP1ではクルマのフィーリングが凄く良かったんだけど、セッションの間に幾つか変更を施した事で、もしかするとFP2では一歩後退してしまったかもしれない。

でも、ソフトタイヤでの計測ラップの際にトラフィックに阻まれてしまったから、実際のところは分からない。

ショートランに関してはまだ課題が残っているけど、土曜日の予選に向けて多くの情報を得ることができたから上位に食い込めると思う。

FP1の大部分を失ったにも関わらず、シャルル(ルクレール)は午後のセッションを最速で締め括ってみせた。フェラーリ勢は好調にみえるけど、モナコで何よりも重要な土曜の序列がどうなるかは実際に見てみないと何とも言えない。


初日をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール。2番手にはカルロス・サインツが続きフェラーリがタイムシート最上部を占拠した。3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)という結果となった。

F1モナコグランプリ3回目のフリー走行は休息日の金曜を経て、日本時間5月22日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってモンテカルロ市街地コースで開催される。

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