Courtesy Of Red Bull Content Pool
ピエール・ガスリー、5秒ペナで首締めるも底意地の3戦連続入賞「本当に愚かなミスだった」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは5月9日に開催されたF1スペインGP決勝レースで10位入賞を果たして今季3戦連続入賞を飾った。
予選12番手のガスリーは、スタートの際にグリッドをはみ出て停車したとして5秒ペナルティを科されてしまい、19周目に最後尾にまで下がったものの、ソフトタイヤを履いた最終スティントで怒涛のオーバーテイクを重ねて見事10位入賞をもぎ取った。
カタロニア・サーキットでの66周に及ぶ長き戦いを終えたガスリーは「本当に愚かなミスだった」とスタート時の過ちへの反省の弁を口にした。
Pos | Driver | Team | Laps | Time | PTS |
---|---|---|---|---|---|
9 | オコン | アルピーヌ | 65 | +1 lap | 2 |
10 | ガスリー | アルファタウリ | 65 | +1 lap | 1 |
11 | ストロール | アストンマーチン | 65 | +1 lap | 0 |
本当に愚かなミスだった
ピエール・ガスリー決勝: 10位, グリッド: 12番手
複雑な心境だ。レースでは上手く挽回できたと思うけど、序盤2レースと比べるとペースが上がらず悔しい。
グリッドに付く際にミスを犯してしまった自分に腹が立つよ。あんな事でペナルティを受けるなんて本当に愚かな事だし、あのせいでレースが難しくなってしまった。
とは言え何度か良いバトルが出来たし、追い抜きを重ねて10位に食い込む事ができたから、クルマにポテンシャルがあるのは間違いない。今はまだ全てのコーナーで一貫して性能を発揮できていないだけだ。
これからは次のモナコに向けて懸命に仕事に取り組むつもりだ。今後数戦の間にチームが上手くクルマを前進させてくれると信じてる。
2021年F1第4戦スペイングランプリ決勝レースでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位にバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果となった。