アストンマーチン:昨年4-5番手の地でダブルQ2敗退…入賞は可能と13番手ベッテル、タイヤ選択の自由に希望を見出すストロール
アストンマーチンF1チームは5月8日のF1スペインGP公式予選で、セバスチャン・ベッテルが13番手、ランス・ストロールが11番手とダブルQ2敗退を喫した。
レーシングポイントを名乗っていた昨年の予選が4-5番手であった事を踏まえると、何とも物悲しい結果だが、オトマー・サフナウアー代表は2台共にタイヤ選択の自由がある事に触れて「クリーンなグリッドからスタート出来る事も手伝って、決勝では2人ともポイントを争えるはずだ」と語った。
順位 | ドライバー | Q1 | Q2 | Q3 |
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11 | ストロール | 1:18.241 | 1:17.974 | |
13 | ベッテル | 1:18.289 | 1:18.079 |
Aston Martin:F1スペインGP予選
セバスチャン・ベッテル予選: 13位, FP3: 17位
Q2最後のアタックではクリーンラップを走る事が出来なかった。グリッドがこれ位タイトだと、こういう些細な違いが結果を大きく左右してしまう。Q3進出のチャンスはあったと思うけど、中団グループの後方に沈んでしまった。
多くのチームが同じようなペースを持っているから、簡単なレースにはならないだろうけど、何とか踏み留まってハードにプッシュし、結果を待ちたい。
レースは長いし何が起きても不思議はないから、タイヤを労りながらペースを維持して走る事ができればポイントを懸けて戦えると思う。
ランス・ストロール予選: 11位, FP3: 14位
僅か1000分の数秒差でQ3を逃してしまいガッカリだけど、ここでのレースはタイヤの摩耗がかなり重要なファクターだから、スタートタイヤを柔軟に決められる11番手スタートは前向きなポジションだ。
ここでオーバーテイクするのは簡単じゃないけど、上手くスタートで蹴り出してターン1までに順位を上げることができれば、ポイント獲得に向けて良い礎を築けるはずだ。
ポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデス)。キャリア通算100回目の記念的マイレージを達成した。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果となった。
2021年 F1スペイングランプリ決勝レースは、日本時間5月9日(日)22時にスタート。1周4675mのカタロニア・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。