メルセデス:PP回数で歴代3位に…100ポールは感謝しかないとハミルトン、レッドブルとの接戦を覚悟するボッタス
メルセデスAMGペトロナスF1チームは5月8日のF1スペインGP公式予選で、ルイス・ハミルトンがキャリア通算100回目のポールポジションを獲得し、前人未到の3桁に到達した。
メルセデスとしては通算129回のポールポジションで、名門ウィリアムズを抜いて歴代3位に浮上した。
バルテリ・ボッタスはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に届かず3番手となったが、トップ3はコンマ1秒差と接近した。
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
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1 | ハミルトン | メルセデス | 1:18.245 | 1:17.166 | 1:16.741 |
3 | ボッタス | メルセデス | 1:18.005 | 1:17.142 | 1:16.873 |
チーム代表のトト・ウォルフは僅差の頂上決戦を振り返り「1000分の1秒を懸けての争い。これぞ我々が求めているF1の姿だ」と息を荒げた。
決勝では2台共がソフトタイヤでグリッドに付くことになるが、レース戦略についてトラックサイド・エンジニアリング部門を率いるアンドリュー・ショブリンは「まずは最初のスティントで逃げ切れるだけのペースがあるかどうかを確認する」と述べ、幾つかの選択肢を以て決勝に臨む考えを示した。
Mercedes:F1スペインGP予選
ルイス・ハミルトン予選: 1位, FP3: 2位
予選ではセッションを通してずっと後手に回っていたけど、少しずつ微調整を重ねる事でペースを上げていく事ができた。
100回目のポールに達しただなんて信じられないね。常にハードルを高く設定して、決して諦めずに仕事に取り組んでくれたファクトリーのみんなのおかげだ。
彼らとのこれまでの道のりは夢のようであり、素晴らしい旅だった! 2012年末にチームに加わって共に働き始めた時、まさか100回目のポールポジションを祝えるなんて誰が想像しただろうか?
彼らの仕事ぶりには感謝しかない。初めてポールポジションを獲った時と同じような気分だ!あれは一生忘れられない思い出だよ。
バルデリ・ボッタス予選: 3位, FP3: 5位
惜しいところだった。ポール争いをしているような気になっていたけど、ターン10でクルマがスナップしてしまい、そこでコンマ数秒を失ってしまった。今季はそれで全てが決まってしまう。
パッケージは強力だからレースで戦える事は間違いないけど、今回もレッドブルとの接戦になるだろうね。
タイヤの状態を良い感じに保てれば、ピットストップのタイミングで競争力を発揮できるはずだ。1ストップか2ストップか。戦略的にも幅がある。
明日の戦略については今夜色々と検討してみるから明日を楽しみにしていて欲しい。
2021年 F1スペイングランプリ決勝レースは、日本時間5月9日(日)22時にスタート。1周4675mのカタロニア・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。